我が家の大切なメンバー、オオクワガタのサリーとライナス、そして、その子供たち。

サナギ観察中

サナギの観察中

菌糸瓶の蛹室の中身

シュローダーを菌糸瓶から取り出すところ

去年、サリーが産んだ卵が幼虫になり、先日より、続々とサナギになり始めました。今、オスとメス、2ひきずつがサナギになり、残る幼虫は2匹。それから、コーカサスオオカブトムシもサナギになっています。

ほおっておいても、別に構わないようですが、菌糸瓶から取り出して、人工蛹室に移しました。人工蛹室は生け花用のスポンジを細工して作ります。湿り気を与えるために、水を含ませて、タッパに入れてあります。こうすることで、蛹が羽化したときに、成虫に十分なスペースを用意しておくことが出来るのですが、それ以上に、観察がし易くなります。

今まで、菌糸瓶の中でもぞもぞしていたのですが、掘り起こして目の前に出てきたサナギたちに、子供たちは興味津々です。特に、エリポンとタンタンが二人で、サナギの前にしがみついています。クワガタのサナギは、かさかさに乾いて固まったものではなく、実は大変よく動きます。動くことで、体液を循環させているらしいのです。ですから、蛹室はサナギが十分に動き回れるような大きさと形にする必要があります。

ちょっとした刺激で、サナギは動き始めます。下半身を振りながら、上手く体の向きを換えます。エリポンは「おしりフリフリ!」と、適当な歌を歌いながら、大喜びです。タンタンがいじらないように、持ち歩いて落とさないように気を付けなくてはなりません。

カブトムシの飼育は、初めてですので良くわかりませんが、クワガタの方は、最初に蛹化した「チャーリー」の色が濃い茶色になってきて、近いうちに羽化すると思います。これから夏にかけて、続々と産まれることでしょう。

初めて見る人には、クワガタのサナギはかなりグロテスクに映ることでしょう。特に、もぞもぞと動き回るさまは、カアサンには耐えられないようです。とばかりも言っていられない訳で、最近はようやく慣れてきたみたいですけど。


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