姉に案内され、車で剣淵町の「絵本の館」と云うところに出かけました。

けんぶち絵本の館閲覧室

閲覧室。

剣淵町周辺の景色

長閑な農村地帯

剣淵町は、旭川市から車で一時間ほど北に向かったところ。稚内・名寄方面に向かう国道40号線は、旭川を出ると、比布(ぴっぷ)、和寒(わっさむ)、そして剣淵町と続きます。何の予備知識もなしに出かけました。

小さな剣淵町の中心部にぽつんとある、モダンな建物が「けんぶち絵本の館」です。こぢんまりとした建物ですが、中は意外なほど広々としています。私達が訪れた時、二つある展示室両方を使って、絵本の原画展をやっていました。世界各国の著名な絵本の原画を展示するという企画。せなけいこさんの貼り絵や馬場のぼるさんのねこの絵、エリックカールさんから、アーサー・ガイサートさんの銅版画まで、おなじみの絵本作家の原画をじっくりと見られる、本格的な展示にびっくり。

驚いたのはそればかりではなく、閲覧室は膨大な量の絵本が、様々な工夫を凝らして陳列されていました。敬服。閲覧室の中には、木のおもちゃが随所においてあり、ままごと遊びが出来るようなコーナーや、木の砂場もあって、読書以外にも楽しみは一杯。

小さな農村地帯に、忽然と現れるすばらしい絵本図書館。来年も是非訪れてみたいです。維持費はどれくらいかかるのでしょうか。剣淵町営と思うのだけれど、税金の使い方はかくあるべしと思わせる。実家から剣淵町まで、すばらしい景色の国道40号線を快適なドライブ。カーラジオからは高校野球中継に続いて、新党結成の臨時ニュース。快適なドライブルートのの脇を道央自動車道が通っているっていうのは、税金無駄遣いの例として大変分かりやすい。アメリカの高速道路はフリーウエィ、つまりは無料なのだと、ナミンチに講釈を垂れたトウサン。


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