すっかり家族の一員。かわいがられたり、迷惑がられたり、ネタにされたり。

イチゴをほじくるハクト

この赤いものは食べられる

ヨウカラの机

お絵描き工房

なかなかかわいいヤツです。セキセイインコという生き物。わが家の5人目の子供。男の子と信じ込んでいたのですが、どうやら女の子らしい。獣医の先生が男の子でしょう、と仰っていたのですが、この頃鼻の頭(蝋膜)が茶色くなってきましたので、間違いなく女の子でしょう。

男の子のはずが、実は女の子、というのはわが家の伝統のようなもので、もう慣れっこです。

さて、紹介する画像は、先だって春休みに子供たちが皆で川西の祖父母宅に泊まったとき、わが家には妻と私、そして末っ子のハクトの三人だけ。とても立派なイチゴ、普段はトウサンの口になかなか入らないようなヤツを買ってきて、食べようとしていたときのこと。

ハクトも興味を持つだろうかと思い、目の前にイチゴを出すと、何やら真っ赤なかたまりに恐れおののき、逃げ回るハクト。

おお、こいつは面白い。インコはイチゴが苦手らしい、と、カアサン大喜びで、イチゴを振りかざし、ハクトを追いつめる。目を三角にして逃げるハクト。ハクト危うし。

しかし、この子はいよいよ追いつめられると、反撃に出る。「窮鼠猫を噛む」たとえ通り、キィキィと鳴きながらかみついてきた。ヤヤっ。コヤツ、逆らうか。と、こちらも大粒のイチゴを武器にハクトのくちばしをやり込めようとすると、ハクトは赤いかたまりが実は食べられることに気がついたらしい。よく見ると、おいしそうなタネがたくさん付いている。

ハクトはイチゴの載った皿に飛び乗って、イチゴ表面の豆粒をほじくり始めました。そのうちに、赤い果実が実に甘くておいしいことにも気がつき、大喜びで食べ始めました。

こういう話が、子供たちには格好のネタになります。子供たちにとってハクトは家族の一員で、なおかつ、お絵書きのネタ。重要なキャラクタなのです。ナミンチはほぼ毎日、ハクトをネタにした4コマ漫画をトイレの扉に連載中。ヨウカラとエリポンもハクトを含めたさまざまなインコをキャラクタにいろいろな絵を描いています。ハクト自身は、ネタにされたところで、別段迷惑でも無いらしく、多分、私たちを自分の家族と思っているのでしょう。


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