北海道旅行も終盤。帰りのフェリーに乗るまでの時間を札幌で過ごしました。

すずらん公園のコスモス畑

スキー場の斜面コスモス畑

家族写真

久しぶりの家族写真

朝早めに祖父母に別れを告げて、旭川を出発。途中遠回りして、曾祖母を見舞ってから札幌へ。高速道路ドライブ中は、ずっと降ったり止んだりで、不安定なお天気でした。

札幌に到着後、お昼ご飯に焼きそばとたこ焼きをご馳走になりました。みんな、どこへ行きたい?と尋ねると、一も二もなく、スズラン公園という返事が帰ってきました。札幌郊外、滝野すずらん丘陵公園もこのところ帰省の旅に立ち寄っています。国営のたいへん良く整備された公園です。毎年、行く度に新しい施設が完成しています。依然として霧雨が降る中、出かけました。空を見上げると、明るいところと暗いところが入り交じっていて、妙なお天気です。

ノンちゃんちから車で20分ほど。いつもと違う入り口から入って、花畑になっているスキー場の斜面をのんびりと登って行きました。ラベンダーやポピーはもう盛りを過ぎていましたが、ちょうどコスモスや、色とりどりのマーガレットなどが美しく咲きそろっていました。

ここは国営ということで、ずいぶんとお金をかけた公園です。何から何まで人の手が入っているといっていいと思います。それはそれでちょっとどうかなという気はするのだけれど、子供たちはこの公園が大好きです。未完成で毎年少しずつ、設備が整って来ているのですが、今年は逆に、使えなくなった遊具がいくつか。子供たちが楽しみにしていた「ふわふわエッグ」(空気でふくらませたトランポリンのような遊具)は雨で危険なため(?)空気が抜かれていましたし、恐怖の「溶岩すべり台」はなぜか使用停止。「うねりの大地」は壊れて使えなくなったものが多数。

ふわふわエッグが使えないのは残念ですが、他にも色々あるのがここの良いところ。大きなボールを転がしながら斜面を走り回ったり、迷路に入って追いかけ合ったり。何しろ、気心が知れた、年に一度しか会えないいとこたちと一緒ですから、何をやっても楽しいわけです。

そうこうしている間に、カアサンとエリポンが池の中で何かを見つけました。驚くほど沢山のミズスマシ。そして、大きなゲンゴロウがゆらゆらと泳いで深みに入って行きました。後ろ足の生えたオタマジャクシ、トンボのヤゴ、その他色々。みんな夢中になって池を覗き込んで生き物を探し始めました。タンタンの虫採り網を使ってゲンゴロウを捕まえようとしたカアサンでしたが、余りきれいでない池の水を見て、タンタンが拒否したため、覗き込むだけで終わってしまいました。けっこう大きな芋虫のようなやつが、池の中を動き回っていたのですが、きっとゲンゴロウの幼虫に違いない。たいへん迫力のある生き物でした。

濡れるほどではない霧雨が、降ったりやんだりの妙なお天気。日が傾いてきたところで出口に向かいました。

花畑をバックにしてノンちゃんママに撮ってもらった写真。今回唯一の家族写真ですが、なかなか良い出来です。


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