納豆がスーパーの棚から消える騒動があったばかりです。

鬼の面を被ったタンタン

節分前後の晩ご飯

北海道の私の実家では納豆をよく食べていました。というか、ごく当たり前のように食卓にあり、好きとか嫌いとか言う以前の問題。海苔やふりかけ、味噌汁と並ぶもの。健康に良いという話は、発酵食品全般に言えるもので、今さら騒ぐような事ではないと思うが、そういえば脳梗塞のリハビリをしていた祖父が、体に良いからと言って一生懸命食べていたな。ナットウキナーゼがどうのこうの。

関西では納豆が余り一般的ではないようです。臭いがいやで、食べられないという人も結構居ると思う。妻は関西で育ちましたが、私たちが結婚した頃、納豆が苦手と言っていました。今では普通に食べます。

私が子どもの頃は、何というか、表現が難しいのですが、藁にくるまれているようなものではありませんでしたけれど、家族分が一袋に入っていて、それを納豆係が小鉢にあけてかき混ぜて、生卵を入れたり、刻んだネギを入れたりちょっとした工夫をしながら食べていました。

この頃は一人分ずつ発泡スチロールの容器に入っています。その上、芥子とだしが予め用意されています。なんだか、想像力を奪います。

我が家の子どもたちは納豆が大好きです。特に、次女ヨウカラは毎食納豆を欠かしません。まず、納豆でご飯を食べて、おかずは後でゆっくり食べる訳です。もちろん、自分で冷蔵庫から出して、一パックを自分一人で平らげてしまいます。子どもたちは自分が食べたいときは自分で用意するのです。ちょっと面倒で、能率が悪い。

トウサンが子どもの頃のように、小鉢にあけてみんなで取り分けよう、と提案。今日から早速、三パック分の納豆を小鉢にあけて、トウサンが代表でかき混ぜることにました。

「私が一番ね」とヨウカラが待ちかまえている様子は、まるでお預けを喰らっているコロのようです。まぁ待ちなさい、とトウサンがまず自分の分をご飯の上に取って、ほい、と小鉢をヨウカラに渡しました。あと、それぞれが自分の分を取っていきました。少し残った分は、もう食事を終わりかけていたナミンチが、「納豆だけ食べよう」といいながら食べました。

先日のねつ造番組の騒ぎで、我が家の食卓から納豆が消えるピンチだったのです。我が家にとって、特にヨウカラにとっては、大変迷惑な話でしたが、懐かしい納豆の食べ方を思い出しました。ネギや生卵もやってみようと思います。


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