御前の浜へ。大阪湾岸で天然の砂浜が残っている数少ない場所が夙川河口付近です。

御前の浜

御前の浜。遠景に西宮大橋と跳ね橋

ヨットハーバーの入り口

ヨットハーバーの出口付近

地図を見ると、夙川の西岸(回生病院側)が香櫨園浜、東側(西宮砲台側)が御前の浜と名前が付いています。引き潮の時は夙川河口を飛び石伝いに渡ることが出来ます。

回生病院側は人気が少なく、静かな感じです。少し行くと森具川の河口で遮られ、その奥は芦屋のヨットハーバーになっています。ナミンチはこちら側がお気に入りで、同じく犬の散歩に来る人たちと、知り合いになり、相手をして貰っているようです。こちらの方が静かですし、安心してコロを走らせることが出来ます。

一方、御前浜側は散策する人たちや浜辺で遊ぶ家族連れで賑わっています。春先になると潮干狩りをする人も目に付きます。

この辺一帯を香櫨園と呼びますし、地元の人も余り区別せず香櫨園浜と呼ぶことが多いように思います。

この辺で育った人によると、人口島(西宮浜)を埋め立てる前は、浜はもっときれいで海水浴が出来たそうです。今は潮の流れが変わり、ヘドロが溜まっています。

我が家は以前から時々香櫨園浜に遊びに来ていましたが、それは大抵、地図では御前の浜と書いてある東側のことです。引き潮の時は浅瀬を歩いて、カニを探したり、貝を拾ったり。砂浜でお弁当を開いたり。この浜は東西にかなり広く、東の突き当たりは西宮のヨットハーバーです。ヨットハーバーを抜けると、沖の埋め立て地(西宮浜)に通じる歩道橋があります。この歩道橋はマリナーに出入りするヨットを通すために、跳ね橋になっています。

子どもたちとコロの散歩に出かけるときは、夙川の川沿いを歩いて御前浜に出て、砂浜を走り回らせて、それから砲台を眺めたりしながら東に向かいます。今日は跳ね橋まで歩きました。そのあと、ヨットハーバーの中を歩いて、臨港線に出て、家に戻りました。

コロは浜辺のお散歩をかなり気に入っているようです。私たちも、車などの交通を気にしなくて良いですし、浜ではカモメやカモ、カニや貝、ヨットハーバーではヨットやクラゲを眺めて、歩くのには楽しいコースです。浜に出ると、コロは大喜びで走り回って、ボールを追いかけたり、他の散歩中の犬たちとじゃれ合います。私たちはコロが走り回る速さは追いかけるのに苦労するほどです。

コロの散歩では、リード(引き綱)を持つ役と、お散歩セット(フンの始末など)の手提げを持つ役が、各々一人ずつ。リードを持つ役が人気で、お散歩セットは不人気。まぁ、しかしこれも順番だからしかたがない。リードを持つ役も常にコロに引っ張られるから、実はそれほど楽じゃない。お姉ちゃんたちはその辺をちょっと分かっている。

弟が出来たような気分で居るタンタン。お姉ちゃんたちは、ちょっとタンタンのワガママを聞いてあげて、姉弟仲良く一回り歩いて帰ってくるコロの散歩です。


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