三年間にわたる、幼稚園での生活が終わったタンタン。というか、9年間にわたる幼稚園とのおつきあいが終わった我が家。

タンタンの丸刈り

きれいに刈り込んだ頭

タンタンの後ろ姿

三年間過ごした園庭

最後の卒園式となりました。タンタンは、幼稚園でずいぶん式の練習をしていたようです。

当日、カアサンは和服を着るために早起きしました。一応着付けの心得がありますが、今までは前日にお友だちの指導を受けたり、朝トウサンを起こして、帯を抑えるようなことを手伝わせたりしていたが、今回は全部一人でやったということは、ずいぶん慣れたと云うことだな。お姉ちゃんたちの卒園式の時は、妹や弟のケアをどうするかが悩みの種だったけれど、今回は末っ子のタンタンが主役。我が家もずいぶん楽になったなぁ。頑張った甲斐があったね。4度目の卒園式にして初めて、カアサンは髪をアップにセットして貰うために卒園式前に美容院に寄る余裕が出来ました。

というわけで、カアサンは美容院から幼稚園に直行することになり、トウサンがタンタンを連れて幼稚園に向かいました。

幼稚園の三年間、タンタンはずっと短髪で通しました。要するに丸刈りですが、初めのうちはお姉ちゃんたちの髪をカットするために買った調髪用のはさみで切っていましたが、昨年電動バリカンを手に入れて以来、ずいぶん楽に、きれいに刈ることが出来るようになりました。

タンタンが卒園式のための髪型をリクエストしてきました。もっと短くして欲しい。えぇ、ホントに良いのかい?

バリカンには何種類かのアタッチメントが付いていて、そいつを交換することで髪の長さ、というか、短さを調節できます。いちばん短いやつにしてほしいとのこと。じゃ、そうさせて貰うよ。本当に良いんだね。前日、入浴前に丸刈り。ちょっと刈り残しが目立ったので、卒園式当日朝にちょっと刈り直して、完璧。ごらんの通り。

丸刈りは幼稚園でタンタンのトレードマークになって居るけれども、どうしてもっと短くして欲しかったのか、当日になって分かりました。

卒園式の会場、タンタンは小柄な方ですが、丸刈り頭は後ろ姿でも大変よく目立ちます。なかなか厳粛な卒園式が滞りなく終了し、園児が退場。そのあと、保育室でクラスメートや先生と最後の時間を過ごし、そのあと園庭に出てお別れ。みんなと別れを惜しむ。

ふと見ると、先生たちは残らずみんな、タンタンの頭を気持ちよさそうに撫でてくれるのです。クラスメートも、クラスメートのお母さんたちも、「タンタンまたね」といいながら、手のひらは頭の上。

はぁ、これが目的だったのか?タンタンは完全な作戦勝ち。卒園生の中で最も短く髪を刈り込んで、ばっちり目立って、みんなに頭を撫でて貰って、そして、三年間の思い出とともに、幼稚園の門をあとにしたのでした。


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