カアサンが週に3-4日働き始めて、私の生活は一変しました。

夙川を泳ぐカルガモ

雨上がりの河川敷

さくらの木の洞

夾竹桃が咲く

目覚まし時計を二つ買い足しました。今まで、たった一つの目覚まし時計が、カアサンの枕元にありましたが、各階それぞれに用意しました。みんなが自分で目を覚ますことにしたのです。やってみて、エリポンがいちばん朝は強いことが分かりました。

トウサンが目を覚ます頃には、すでに子どもたちは朝食の準備を始めていますが、居間に上がって「皆さんおはよう!」と声を掛けるとコロが飛びついてきて、それから、ねぼすけさんを起こして、時にはトウサンが子どもたちに起こされて。一緒に朝食を摂りながら、ほら急いでとせかして、その日の都合にもよるけれども、コロの散歩を兼ねてタンタンたちを小学校まで送り届ける。1年生たち5-6人が我が家の前で待ち合わせて集団登校しています。

というわけで、週に何回か、コロを連れて子どもたちと朝の散歩が新しい習慣になりました。6月も半ばになって、雨が降り続き、いつもより遅い梅雨入り宣言の日、夜になっても雨は止まず。梅雨入り二日目の雨上がりの朝を迎えました。カーテンを開けて、さわやかな青空を見上げる。白い雲。おあつらえ向けの雨上がりの朝。こんな日は、カメラを向けたくなるような景色に出会える。

愛用していた小さい方のカメラの調子が悪い。コロのリードを引きながら、イヌ散歩セットをぶら下げて、大きなカメラをしょって歩くのは結構大変。気持ちに相当な余裕がないと厳しい。木々にぶら下がった雫を眺めている余裕はありませんでしたが、ちょっと立ち止まってカメラを向けるくらいの余裕はありました。というか、コロに引っ張られながらのカメラアングルで、いつもと違った写真が撮れるかもしれません。

夾竹桃がほころびだして、水たまりに映る木々の梢が青々として、私は梅雨時が好きです。特に雨上がりの朝は、いろいろな物がぬれていて、空は抜けるような青で、景色は濡れているせいでくっきりとして。今年はあと何度、こういうチャンスがあることでしょう。


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