躾けは難しい。親のふり見て我がふり直す子もいれば、その通り真似する子もいる。

朝の風景

やっとタンタンが出てきたところ

居間の食卓に向かうタンタン

粘土細工に熱中している

私が子どもの頃に読んだ本の主人公の男の子は、毎朝自然と目が覚めて、しゃきっとして、自分で着替えて食事を済ませて、元気よく学校に出掛けていく、と云うキャラクタ設定で、私は大変尊敬していた。私は起こされてもなかなか起きられないタイプだった。「どうして起こしてくれないの?」と文句を云って叱られ、「どうして起きるまで起こしてくれないの?」と言い直したクチである。

タンタンも朝が苦手らしい。なかなか起きない。朝はちょっと余裕があるくらいが良いのだが、惰眠でその余裕を全て吐き出してしまう。ほれほれ、急げ急げ、と急かされ、前の晩のうちに色々な準備が済んでいるときは何とかなるが、あら、あれも、これも、ぜんぜん用意ができていないのは何で?と、慌て出すともう間に合わない。朝くらい爽やかな気分で家を出たいと思うのだが、そのチャンスをみすみす自ら潰してしまうタンタン。

但し、タンタンの良いところはどんなに叱られても平気で、泣いたりしないこと。ふてくされることはしばしばあるけれど。

玄関の外では、いつもの1年生のともだちが、タンタンのお出ましを待ってくれている。玄関の内側では、コロが散歩に連れて行ってもらうのを待っている。ほぼ毎朝、カアサンか、たまにトウサンがコロを連れて小学生の通学路を一緒に歩く。ときどき、行き先が中学校になることもあるけれど、大抵はタンタン達1年生と一緒にコロは小学校まで散歩する。一気に坂を駆け上り、堤防の上で小学生達を待つコロの視線が一コマ目。やっとタンタンが出てきたのに、子どもたちの足はなかなか学校の方向に向こうとしない。

なぁ、タンタン。もっとかっこう良くなってくれよ。かっこう良くするにはどうしたらいいか、知ってる?知っているようだ。起きろと云われてなかなか目が覚めないのが格好悪い、と云うのも知っている。

姉弟の中で一番朝が強いのは、多分エリポン。早起きして、一人で本を読んだり、絵を描いたりしている。ヨウカラは、夜更かしすることが多く、そういう日はギリギリまでゆっくり寝ていたいらしい。但し、起こされればすぐに目を覚ます。かつては早起きのときに最も頼りにされていたナミンチは、内服薬かはたまた病気のせいかもしれないが、この頃ちょっと朝が苦手みたい。そういう年頃なのかも知れない。


aboutus/diary/D07/100007/D102807