次女の卒業式。無事に6年間の小学校の課程を終えました。

卒業

最後のホームルーム

あいにくの空模様でしたが、とても良い卒業式でした。私はここの小学校の校歌が好きです。この学校の合い言葉「友愛」が織り込まれています。厳かな雰囲気と簡素な演出が良かったです。児童達、教師達どちらも一生懸命に準備したことが見て取れました。在校生代表として参加した5年生の歌と演奏も素晴らしかったです。

式が終わったあと、教室に戻り最後の名残を惜しむクラスメート達。クラスのスローガン「一視同仁」を背に教え子達に惜別の言葉を掛ける担任。それを眺める私。感無量。

一視同仁

時に、先入観が人の判断を迷わせる。目に入ってくる何かや、耳に聞こえるもの、匂いや肌触りといった五感が差別意識の種を蒔くことがある。私は何を頼りに自らを律するべきなのか。広く知識を受け入れて状況を理解せよ。理解しようと務めよ。五感の頼りなさを戒め、自らを律することの難しさを教訓とする。小学校六年生たちは、毎日この言葉を目の当たりにしながら1年を過ごした。おそらくは担任にとっても自らを戒める言葉であったと思う。

ヨウカラは教職を目指したいという。彼女がある分野にすばらしい才能を持っていることはまちがいないと思う。これから10年後の成長を楽しみにしている。

素晴らしい門出の一日だった。


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