エリポンが自然観察教室に参加することになって、甲山の麓までトウサンが見送り。

危険なケムシ

これは正しく、チャドクガです

金魚の稚魚

金魚の稚魚

待ち合わせ場所のバス停まで連れて行って、そこからは自然観察員の方にお任せして、後は夕方に出迎え。エリポンは元気に山を上り始めたのを見送ってバスに乗って、一旦家に帰る積もりでしたが、何しろ山の中で、バスはせいぜい1時間に一本ほど。折角だからバス通りを幾つか先の停留所まで景色を眺めながら歩くことにしました。歩道があるので歩きやすいのですが、山間ですので車が結構なスピードで走り抜けます。ふと見ると、道路脇のフェンスにケムシが行列を作っています。きれいに並んで、何が楽しいのかは分かりませんが連なっています。思わず立ち止まり、カメラを構えました。結構絵になると思いつつ、何コマか撮影していてふと気がつきました。これはケムシだし、チャドクガに似ている気がする。家に帰ったら確かめなきゃ。去年の秋に、チャドクガにかぶれて酷い目に会いました。

調べるまでもなく、クビの回りから胸に書けて、しばらくの間非道い湿疹に苦しめられました。これは正しくチャドクガです。わたしは触ったわけではありません。ちょっと近づいてカメラに収めただけです。風で舞う毒毛に触れるだけできつい症状が出ます。こいつは大抵集団で居ますので、見かけたらとにかく風上に逃げましょう。ご用心その1でした。

エリポンが金魚鉢の水草に卵が付いているといいだしたのです。これがご用心その2。金魚を飼い始めて随分経ちますが、今までその様なことは一度もありませんでした。無かったはずです。然し、よくよく見るほどに、今まで気がつかずに捨ててしまっていたか、あるいは親と離さずにいたために、エサになってしまったのではないかと思う。数日後にふ化した卵から出てきた稚魚はボウフラサイズです。20匹ほど確認しました。これはなかなか気がつかなかったに違いありません。ちょっと驚きましたが、日一日と魚らしい姿になってきました。我が家の三匹の金魚のどれかが産卵して、別のどれかが放精したというわけです。ちょっと信じられない。しかし、まぁみなさんもご用心のほどを。気がつかなければ捨ててしまうことでしょう。

そういえば、エリポンは甲山でモリアオガエルの卵を見たと、興奮気味に語っていました。これから月に一度ほど、行事が続くことになります。送り迎えだけではつまらないので、観察の方に参加するつもりです。


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