ナミの高校受験まであと一ヶ月ほど。

昆虫館温室で

オオゴマダラが手に留まる

イモムシ

このあと蝶になるはずです

苦手科目を黙々とこなしているようです。学習のやり方や内容について、親から指図することはほとんどありません。ナミは自分で計画を立てて,実行している。こちらとしては励ましたり、たまに分からないという問題を一緒に考えたりするだけ。あとは、悩みがあったら相談を受ける。

「何か疲れた」とナミが言い出したので、相談に乗りました。あと一ヶ月、この調子で受験勉強が続くと思うと気が重いようなことを言いましたので、気分転換に付き合うことにしました。

私も受験勉強の経験がありますが、こいつはどうしても後ろ向きの勉強です。新しく何かを学ぶという、学習本来の楽しみである知識の収集や発見とは少し違った方向に向かざるを得ません。その中にも何か楽しみを見いだせると良いのです。とりあえず、明日は勉強をお休みしなさいと指導。天気が良さそうなので、出掛けることにしました。以前からエリが行きたがっていた伊丹の昆陽池公園へ。ナミは映画を見たいというので、昆陽池のあとトウサンが一緒に映画館へ行くことにしました。映画のタイトルはナミに任せました。彼女はインターネットで検索をして、映画の上映時間まで調べました。

昆陽池は昆虫館の特別展示「モズのハヤニエ」がなかなかすごかったです。蝶がひらひらと舞う温室でのんびりと写真を撮ったり、蝶と戯れたり。大変間近に蝶の観察が出来ます。カアサンの手に停まったオオゴマダラという蝶を眺めるエリ。ストローのような口を盛んに伸ばして、カアサンがくすぐったがって居るところです。もう一コマの画像は虫が苦手な人はごめんなさいですが、蝶の幼虫です。いったい誰が色を塗ったのでしょう。

その後、公園の方に向かい、カモや水鳥を眺めましたが、例年より数が少なかったようです。オナガガモ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ユリカモメにカラス、ハト、オオハクチョウが居ました。

ここまでは部活に行ったヨウを除く家族で行動。ここからナミとトウサンと二人でショッピングモールの中の映画館へ。ナミが選んだ映画ですが、大変面白かった。映画を見る前に腹ごしらえ。ちょっと上等なハンバーガーショップに入りました。何年か前に一度入ったことがあるというと、ナミはなかなか思い出せないようでした。手元にあったiPhoneでおやこニュースのページを見せたら、納得していました。6年ぶりだったようです。

そうそう、受験勉強の気分転換でした。


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