エリがとうとう25メートルを泳ぎ切ったというので、小学校のプールに見に行きました。

潜るエリとタンタン

潜る練習中のエリ

タンタンを待つエリ

泳げるようになったエリ

二人の姉、ナミとヨウは所沢に住んでいるときに、近所のスイミングスクールに通っていました。ナミは幼稚園、ヨウは幼稚園に上がる前でした。タンタンは一昨年まで、やはりスイミングクラブに所属していました。エリ以外は全員、専門の指導者に教わったことがあるのです。

子どもの頃から水辺が好きだったエリですが、水泳を習ったことがありません。小学校ではプール授業があり、目標に到達できないと、夏休み中に「がんばり水泳」に参加することを勧告されます。エリは1年生の時からずっと「がんばり水泳」に参加し続けています。今年は25メートル泳ぎ切ることが目標で、エリが言うには、5メートルくらい泳げるとのこと。家で泳ぐ振りをしているのを見ると、わりとしっかりと腕が使えています。恐らく、息継ぎをしようとして、顔に水がかかって諦めているに違いありません。エリは恐がりです。とりあえず、息継ぎせずに、面かぶりクロールで行けるところまで行くようにアドバイスしました。

これで10メートル以上進むようになったのですが、何しろ目標は25メートルです。結局、夏休み前に目標を達成することはできませんでした。

6年目のがんばり水泳に通い始めたエリですが、先生方の熱心なご指導もあり、ある日とうとう25メートル泳ぎ切ったというのです。喜び勇んで,というのではありません。「どうだった?」と尋ねると、小さな声で「泳げたよ」という返事が返ってきました。ついにやった。こちらは大喜びですが、エリはちょっと照れくさそうにしていました。

果たして、どんな風に泳げたのか、溺れそうになりながら必死に泳ぐ風景を想像していました。先日、体振プールの日にちょうど時間が空いたのでカメラをもって小学校のプールに出掛けました。小学校のプールは随分久しぶりです。タンタンが幼稚園の頃は、親が連れて来ていました。タンタンが小学生になって以来、初めてかもしれません。雨上がりでプールは空いていて、タンタンとエリが泳いでいるのが直ぐにわかりました。

エリはなかなか上手に泳いでいました。ちょっと左に曲がる癖がありますが、それは美事なクロールです。家で泳ぐ振りをしてくれた通りの身のこなしでした。それにしてもこの二人の姉弟は仲良しです。

プールから上がって,帰り道にコンビニでアイスクリームを買いました。タンタンがなかなか店から出てこないので、エリと二人でアイスが融けるのを気にしながら待っているところ。明るい日差しと濡れた髪が夏らしい雰囲気です。


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