イエローストーン国立公園は、アメリカ最古の国立公園であり、世界遺産に登録されています。

バッファロー渋滞

多分つがいのバイソン

エルクの群れ

エルク発見

最古ということは、これより古い国立公園はないということで、初めてにありがちな様々な失敗の歴史を内包していると言うことです。

エリが夏休みの自由研究のテーマ−に、イエローストーンの野生動物を選びました。色々と調べるに付け、手つかずの大自然に手を出してしまった人々の愚かさを考えずには居れません。アメリカバイソンの歴史は人間の失敗を象徴しています。これらはかつて巨大な群れを作り、北米に数千万頭が生息していたそうです。ウシの仲間で、巨大なオスは体重が1トンを越えます。アメリカの原住民達と共存していたバイソンですが、白人の侵略とともに、生息地を追われ、虐殺されていきました。これはアメリカ原住民達の苦難の歴史と重なる部分があります。

バイソンを保護するべきだと、人間達が考えついた時には、保護すべきバイソンの姿がどこにも見あたらないという状況になっていたそうです。その後の手厚い保護により生息数は回復し始めて、今ではイエローストーン周辺に数万頭が生息しているそうです。

イエローストーンでは、野生動物をあるがままで保護するという考え方に基づいているとのこと。公園内に立ち入る人々と、野生動物がごく近くで出くわすことがあります。要は、ふれあうでもなく、保護するでもなく。人々は野生動物をあるがままに眺め、お互いに邪魔をせず、係わらず、というやり方とのこと。野生動物たちから見て、私たちは透明人間になって、決して彼らの生活に影響しないと云う発想に立っているようです。ですから、人間の通行が許されている道路にしばしばバッファローが近づいて、交通が遮断されることがありますが、観光客はそれをその通り受け入れなくてはならないのです。バッファロー渋滞です。

二コマ目はエルク。大型の鹿です。これも、群れをなして観光地のなかを悠然と通り過ぎていきました。この一帯で、エルクの天敵となるオオカミは人間に滅ぼされてしまいました。さらに大型のムースという鹿も居るそうですが、今回見かけることは出来ませんでした。


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