Gotaku Past Logs :580-561

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5777連敗ですな

チチ@管理人 / 7/29(月)

また負けました。7連敗、だそうで。

なんともはや、、、

BSで中継があったので見てました。前半はどうなることかと思った。最初に一点を取られた時点で、これは5点くらい取られるかと覚悟しましたが、結局、後半は完封、一点を返しました。

酒井が良かったです。少なくともFC東京のディフェンダーには十分通用していたと思う。

勝負ごとですから、勝ち負けは付いてしまう。とりあえずはリーグ下位チームをライバルに考えればいいわけで、今さら優勝を目指しても仕方ないです。そういう意味では、現在絶望的な勝ち点差がついている訳ではないから気分を塞ぐ必要はありません。負けはしましたが、惜しくも入らなかったシュートも多数あったように思う。

こういうのは気分の問題です。少なくとも私に関する限り、この前神戸で味わったような絶望感は感じなかった。前半の段取りの悪さは情けなかったが、次以降のゲームには十分建て直しが可能と思う。

チームに漂う不安感というか、不信感、これは勝利によって払拭するしかないでしょ。選手個人を攻撃するようなバカなことは止めたほうがいい。選手は監督の戦術を具体化するために必死になっている。選手のミスは詰まるところ監督の采配ミスなのだから。前監督の時は、監督個人を攻撃しておきながら、新監督の戦術に対しては選手個人を攻撃するのは、ご都合主義的で見苦しいです。自分のクビを自分で絞めるようで、滑稽です。

小倉選手が周囲と余りかみ合っていないということはあるかもしれないが、彼に代わる選手が見あたらないと、監督が判断しているわけで、私は彼に期待こそせよ、彼を罵倒する人の気持ちは分からない。

長年チームを見ている人には、新加入の選手、よそで十分に名をなしている選手は目につくのかもしれません。それでも、選手それぞれ、ピッチにいる全ての選手それぞれが、サッポロそのものであります。

私は小倉くんはそのうちにチームを救う活躍をしてくれると思う。彼を罵倒したところで何一つチームのプラスにはならない。彼に問題があるかどうか、判断するのは監督の仕事です。

頼りないチーム状況ではありますが、応援する側はもっと鷹揚に構えた方が良いんじゃないでしょうか?という、気分です。


└578シンプルに行こう!

チチ@管理人 / 7/29(月)

話は全然変わってしまうのですが、応援のことです。

幸いなことに、関西に住んでいるとJリーグのチームが、大阪に二つ、神戸、京都、都合4チームあって、大体毎週どこかで試合をやっています。

一応、サッポロ、それから甲府がアウエィで来るときは必ず見に行くようにしていますが、それ以外にも、注目のゲームは見に行きます。

先日神戸と磐田の試合を、初めて神戸のホームゴール裏で見たときのこと。

神戸は余り客が入らないチームなのですが、相手が磐田ということもあったのか、雨にもかかわらず、二万人近くのいりでした。ゴール裏に入ったのは、神戸は一応地元なので応援したいという気持ち以上に、ユニバー競技場のゴール裏にファミリーチケットという、超格安チケットが用意されているからです。(家族6人で2千円ですよ!)

初めて間近に見る神戸サポーターですが、余り固まっていません。ゴール裏とはいえ、組織されているのはごく一部で、みんな思い思いの格好で、雰囲気で観戦しています。もちろん、一角には白と黒の帯を持った、レプリカの一団が居るのですが。同じことは、昨年、セレッソの試合を長居で見たときも感じました。組織だった応援をしているのは、ゴール裏でもごく一部で、そのときはバックスタンドに座りましたが、みんな和気藹々と、のんびり試合を見ています。関西のサッカーファンは、統率されるような応援を好まないのかもしれません。

話は戻りますが、ヴィッセルサポーター達は、観客が多かったこともあってか、気合いが入っていました。中心部から外れたところでも、最前列には大きな旗を振る要員が配置され、サポーターグループの応援に合わせてバックスタンドに詰めかけた観客を煽ろうとしていました。

試合はヴィッセルが健闘。必死で守り、延長へ、、、金星のチャンスであったのですが、どうも、ヴィッセルサポーター達の応援は複雑なのです。何種類もの応援があって、ある程度の練習(応援の練習)をしないと、ついていけない感じです。何となく、最前列で旗を振る人たちは、浮いてしまっています。

声はなかなか揃わないし、向こう側の磐田応援団の方が、統率が取れている感じです。

いろいろ工夫して凝るのは大いに結構だが、独りよがりはいけません。周囲にいた人たちも、神戸の健闘を見て、盛り上がりたかったに違いない。残念ながら凝りすぎ。拡声器で音頭を取るのはいいが、もう少しシンプルに行かないと、盛り上がりたいと思っているスタンドの7割の人たちは、ついていけないのです。

私的な見解ですが、応援は多分3種類くらいで十分です。勝っているとき、負けているとき、一進一退の時。選手個人に対するコールは要りません。誰かが良いプレーを見せて、それに対してコールを始めたときには、試合は次の展開に移ってしまっています。個人コールは観戦の興味を殺ぐことがあります。

先日のサッポロと神戸の試合は、サッポロゴール裏でしたが、負けが込んでチームの調子が悪いときこそ、応援は大きな力になるはずです。もう少し、シンプルで、一本調子な方が、良いんじゃないかと思ったのです。途中で、すごくいい感じの、自然と体が動くような応援歌を歌っていたのですが、それは一度だけで、その後、もう二度と出てきませんでした。

ゴール裏といっても、ディープなサポーターばかりが集まるわけではないし、もっとのめり込みやすい、シンプルかつ力強い応援を考えた方が良いと思いました。


575女子中高生制服 など

チチ@管理人 / 7/26(金)

さて、栃木県のある男(36歳)が女子中高生から購入した制服を「中古制服センター」というHPで販売し逮捕された。

読売オンラインの記事である。

さて、逮捕容疑は?



古着を営利目的で販売するには、古物商の免許が必要で、容疑者はこの免許を取得しておらず、もう一人逮捕された古物商の免許を持つ男に名義を借りていたとのこと。

要するに、古物商の免許の名義を不正に貸し借りし、商売をしていたのが法に触れるらしい。


だからどうした、という程度の下らないニュース。だからどうしたのだろう?

娘が三人いる身としては、中古の制服を適正な価格で売ってくれるなら、有り難いことである。少々特異な趣味を持つ同好の人々に制服を提供していたのだとしても、さほど反社会的な行為とは思えない。無免許であったことが問題なのだとしたら、何故こんなことに免許が要るのかということの方が、私にとってはむしろ驚きである。読売オンラインはこの世の中に山ほどあるいろいろなニュースの中で、何故、このニュースを選んで出したのか、私は理解しかねる。

ちなみに、この記事は新聞紙面には紹介されていないようである。


さて、もぅひとつ。読売オンラインの記事、昼間は出ていたが、今はもう見あたらない。しかし、これは新聞紙面にも出ていた。

朝日新聞社のHPで高校野球の地区予選決勝結果が誤って速報されたというもの。私はネットのニュースは余り信用していない。どなたかが、一生懸命アップしてくださっているのを知っている。鳴門工と鳴門第一の勝ち負けを間違えたところで余り驚かない。よそのHPが何かを間違えたことくらい、あんまりとやかく言わない方がイイんじゃないかと思う。ネットというのはいい加減なものなのである。もちろん、新聞社の記事がいい加減であって良い訳じゃないが、おびただしい数あふれている、些細な間違いのひとつである。


574冷房嫌い

チチ@管理人 / 7/26(金)

私が冷房が嫌いで、女房は暖房が嫌いだ。

私は北海道育ちで、北海道は今でも冷房の無い家は珍しくないし、私が育った時分は、冷房は大変な贅沢品だった。実際、北海道でも暑い日は年に何日かある。寝苦しいこともあるが、無いのが当たり前なので、なしで過ごす。

私は汗をかくことが余り苦痛ではないので、こちらの暑い夏でああっても冷房は無くていい。冷房は、涼しいと感じることに意味があって、涼しいと感じることと快適さとは別の次元である。穏やかに、ぬるく効く冷房はありがたみを感じにくいだろう。一般に冷房は効きすぎで、効き過ぎの冷房は刹那的には快感であるが、やがて私の体を蝕む。しなびてしまうのだ。

多少の暑さで寝苦しくても死ぬことはない。しかし、寒すぎると、命に関わる。冷房嫌いの理屈である。

わが家では、この夏、未だに冷房を使っていない。私は日中は冷房が効いた職場にいる。昼間自宅に居る女房は、本当の意味で冷房なしの生活を送っていることになる。私と結婚して、女房もすっかり冷房嫌いになったのだ。去年は夕食時などに使ったはずである。今年は一度試運転しただけである。年を追うごとにわが家の冷房は使用頻度が下がっている。

冷房嫌いの父親と暖房嫌いの母親に育てられたこども達は、タフに育つだろう。暑いとか、寒いとか文句を言うのは親ばかりで、子供達はへっちゃらである。長男に少々汗疹が出来ているくらい。一番気の毒なのは、ハムスターで、彼は毛皮を身につけているから、この暑さは堪えるようだ。

わが家の居間の室温は概ね32度くらい。それ以上になったら、32度に下がるまで冷房を入れるかもしれない。ただし、窓を開けて風を通しながら冷房をかけるので、余り御利益はない。

昨日の神戸、最低気温が28.7度だったそうだ。道理で暑い訳である。


└576返信: 冷房嫌い

チチ@管理人 / 7/27(土)

週に一度、ないし二度、阪神高速道路をバイクで利用する。

神戸方面、湾岸線から大阪市内中心部を突っ切る。大阪城の脇を通る。防音壁が巡らされた片道二車線の高架道路。アスファルトの花道。

私がバイクにこだわるのは、バイクは「荷物」が少ないからだ。車の場合は、車体と、自分自身の身体、それから、屋根に覆われた空間を一緒に運ぶ。バイクは、車体と自身の身体を運び、無駄な空間を運ぶ必要がない。

初めて自分で買った車がカブリオレだったのは、余計な空間を自分にまとわりつかせることを嫌ったからだろう。ライダーにとって、マシンはあくまで自分の身体だけを運ぶ道具であり、周囲の雰囲気まで運ぶ車は、無駄の多いものに感じる。

宿命的に無駄な空間を運ばなくてはならない車を運転するほとんどの運転者は、その無駄に気付こうとせず、むしろその空間に閉じこもる。彼らは窓を閉ざし、周囲の環境に背を向ける。

私は、バイクで身軽さの引き替えに、環境と対峙しなくてはならない。とにかく暑い。そして、恐るべき有毒なガス。私の眼球は苦痛を訴える。出来れば、渋滞している車の行列から離れたいが、そうも行かぬ。道は狭く、花道から逃れることは、移動しようとするバイクと自分の意志に逆らうことになる。

この異常な環境を、為政者に実感させるにはどうしたらいいか?

地球温暖化が叫ばれ、温室効果ガスの削減がテーマになっている。しかし、そのような生やさしいものではない。小爆発を内包した、巨大なムダが列をなし、灼熱の都市にとぐろを巻いている。彼らは無駄な空間という蛹に籠もり、事態の深刻さから目を背けている。

巨大なムダが、私達の環境を破壊し続けている。大量の化石燃料を燃焼させ、膨大な熱エネルギーを放出し続けている。そして人々は、狂いはじめた環境から自らを隔離するために、空間を囲い込み、新たなエネルギーを費やして、さらに大量のエネルギーを放出させる。

何かが狂っている。ダイアルをマキシマムにして、不健康な風に身を任せる。あんたの窓の外には、巨大なファンが回りつづけ、辺りじゅうに熱気を発散しているのだ。

自分で自分のクビを占め続けている。あんたがその馬鹿げた熱交換機を諦めない限り、明日はさらに暑くなるだろう。

この程度の理屈は、誰にでも分かりそうなことだ。不明なことは、いったい地球がどれほど大きくて、どの程度の緩衝作用や自浄作用を持っているのかと言うことだ。

計算すれば分かるのだろう。要は、私や家族がいつまで生きられるのかという事である。


└579返信: 返信: 冷房嫌い

チチ@管理人 / 7/30(火)

オートバイに乗るのは、それが好きだからに他なりません。

軽快感が心地よく、ムダが少ない(様な気がする)ところが美学のようなものです。好き者が好きなように乗っているわけです。

バイクとはいえ、やはりガソリンを消費し、普通の車よりは、いくらか汚れた排気ガスを出すはずです。排気量が小さいですから、それがいくらかのいいわけになっているわけ。

冷房好きな人は、厳然として存在している。とにかく、ひんやりしないと気が済まない人。その人達にとって、快適な気温というのは、無いようなものです。とにかく、今の感覚よりヒンヤリしたら、その人にとっての快感なのです。多分。

私が週に一度出張しなければならないある職場は、真夏、外気温が35度を超えているときに、部屋の寒暖計は20度前後をさしている。そこで一緒に仕事をする人の口癖は、「暑いですねぇ」で、これは私が若い頃、明けましておめでとうといわれ、別段めでたいとは思わない、と思ったと同じくらいの違和感がある。寒いぜ、おれにとっては、、、

私は30度を切れば、かなり涼しいと思うし、20度は寒いと思う。

そんな気温でねむるには、暖かな布団が必要だろう。職場の研修で3人相部屋になり、冷房かけっぱなしで寝る羽目になった。三人のなかに、いつもそうしている人。そうしないと気が済まない人が居たのだと思う。私は二泊の間に見事に風邪を引いた。もし、冷房を切っていたなら、その人は暑苦しくて眠れないと思ったかもしれないが、風邪はひかなかったと思う。

なんか、わけが分からない主張であるが、やはり、エネルギーを少しでも遣わない生活というのには、正義があるように思う。自らにとって快適とは何か?人それぞれで感じ方は違うだろうが、寒いより、暑い方が快適だという私の主張は、受け入れがたい人がいるのは承知しているが、日々の暮らしを豊かにする発想としては悪くないと思う。

ともあれ、遠くない将来、冷房や燃費の悪い車、トラックによる陸上輸送が制限を受ける時代が来るような気がしており、私自身はそれを先取りしていると信じている。


└580返信: 返信: 返信: 冷房嫌い

チチ@管理人 / 7/30(火)

なかなか、自分の考えがうまくまとまらないことはよくあることです。ネット上にアップロードする以上、常に読み手を意識してはいます。つまり、ある程度説得力がある文章を書きたいと思っているのだけれど、書いてみたらうまくいかないことも多々あり、せっかく書いたのにもったいないとか、とりあえず投稿しておこう、というようなことは管理人権限でやるわけで、今回もまた、支離滅裂なシーケンスになっているようです。いつものことだと、気になさらない方もいるでしょうけれど。

私にとって、一種の習作と思ってご勘弁いただきたい。


この一週間くらい、関西の最高気温は35度前後を記録し続けています。最低気温も27度くらい。これは、かなり厳しい暑さで、大変過ごしにくい環境であります。ヒートアイランド現象というものは、生身の体で都市に出てみれば実感できるはずです。

ライダーは孤独です。ケータイを眺めながらふらふらと運転する運転手の次の行動や、トラックの排気管の位置や、脇道から進入しようとする軽トラックの運転手の視線の先がどこにあるか、そんなことを精一杯気にしながら道路上を漂っている。走りながらいろいろなことを考えるわけです。コンクリートとアスファルトに固められた空間。ボンネットから立ち上る陽炎。けたたましく空気をかき回し続ける冷房の室外機。自分もその社会構造の一部であることは否定できないわけでありますが、生身の体で環境を受け止めつつ、このような異常な状況がどれほど環境に負荷をかけるかを想像するのであります。

冷房のすべてがムダとは思いません。しかしながら、100名が集まって冷房を効かせるとき、95名がまぁまぁ快適だと思ったとしても、「あついなぁ、」が、くちぐせの一人が、コントローラーを最強にするのです。冷房を適切に効かせることはとても難しいことで、コントローラーは一度最強にセットされると元に戻すのは容易なことではありません。


エネルギー変換効率を考えると、室温を一度下げるために、5度分の熱気を排出しているはず。無秩序な排熱をなんとかせねばなりますまい。排熱、気温上昇、さらなる冷房、これは完全に悪循環に陥っているようです。バイクで都市に出ると、この悪循環を痛感するという訳です。


何かしらのルールを決める必要があると思われます。私は今、職場で上着を羽織り、昼食時だけ冷房を止めさせてもらっているのですが、、、、


573ちょいと、参った

チチ@管理人 / 7/25(木)

パワーブックをなかなか気に入って使っております。使用の実際については、おやこニュースの中、「道具としてのパソコン」というコーナーで紹介しています。これからパワーブックを買いたいと思っている極めてまれな人や、アップルを喜んで使うヤツの心境は如何なものか知りたいというような方は、ご一読を。

いくらかのいきさつの末に、私が輸入版パワーブックを買ったことは、すでに、ゴタク投稿番号557あたりで触れております。コストに差が無くて、道具として同じように使えるのであれば、別に輸入版だろうが、何だろうが構わないのであります。しかしながら、システムが英語版であることによる不都合はあらかじめ予想出来たわけで、結局、使い慣れたキーボードを選ぶために、不便は覚悟の上で泣く泣く輸入版を選んだというわけです。

一応、その不便について触れておきます。

このパワーブックには二つのOSが入っています。ひとつは昔ながらのマックOS9.2といわれるやつ。そして、新しいOSXです。多国語対応のはずのOSXの英語版がまるでダメです。プリンタドライバなどがインストールできないのです。それから、OSXで使うためにわざわざ購入したATOK15が使えません。よく見ると、ATOKのパッケージに、日本語環境以外では使えないようなことが書いてありました。OSXの日本語環境って、何なんでしょう?最初から多国語に対応を謳っているはずなのに、、、

それに対して、古い方のマックOS9.2英語版の方は、システムのメニューが英語表示されますが、Japanese Language Kitをインストールするとほとんど(アプリケーション、プリンタドライバーなど)がほぼ、問題なく作動しています。

参った一つ目は、このOSXです。解決方法は、OSの新しいバージョンがが発売されたらそれを購入して入れ直すということなのです。今店頭に置いてあるOSより、パワーブックが新しいので、新バージョンを待たないと、インストール出来ないようです。幸い近々にOSXの新バージョン10.2が登場するのですが、どうやら私は無償アップグレードの対象にならないらしい。前回、10.1へのアップグレードの時は、すったもんだの末、結局2500円実費アップグレードの対象になったのですが、その時手に入れたOSに付いてきたアップグレードクーポンが今回使えると言うアナウンスは全くありません。

もう一つ、そのOSX Ver.10.2にはどうやらMacOS9.2が同梱されていないようなのです。従って、私の持っているパワーブックのOS9.2英語版を日本語版に入れ直すための新しいシステムを手に入れる手だては、もはや無いということになります。奥の手は、日本語版パワーブックを持っている人を捜して、システムディスクを貸してもらうこと。しかし、そんなお友達は私には居ません。

OS9.2英語版(+Japanese Language Kit)はなかなか素晴らしいのですが、それでも、自宅のG4の5倍くらい、システムが凍ります。特に、SCSIカードを入れてから、頻繁になっています。ちょっと問題ありという感じです。

さて、今まで書いたことを全部ひっくり返すような、参ったことが発覚しました。

http://www.apple.co.jp/support/us_keyboard/index.html

ご覧になっていただければ、分かると思います。たかがキーボードのために、わざわざ苦労して輸入物の英語版システムを買う必要は何も無かったのです。

昨日から、こういうサービスが始まったようです。13000円が高いか、安いか。OSXを新しく買い直す値段と同じくらいなのであります。

最近になってアップルのHPはかなり模様替えをしていますので、ちょっと前、私がどうしようかと悩んでいた頃にこのような情報が出ていたのかどうかは分かりません。サポートのページにあるのですが、、、、

しかも、よく見ると、随分以前からこういうサービスをしていたらしい、、、

もう、参った。私の苦労は何のために、、、

それに「英語版キーボード」っていう表現はやめてほしいなぁ。アスキー配列のことでしょう?

というわけで、凹んでいる管理人であります。


572チェアマン

チチ@管理人 / 7/24(水)

Jリーグの前チェアマンが、サッカー協会の会長になったらしいです。

代表監督のジーコさんも、新会長が決めたようなものらしいですね。

新会長は、独裁的な人です。私の受ける印象の話しですが。

最近の政治家の方でも感じるんですけれど、上に立つ人に誠実さが余り感じられません。確かに、ご意見は立派。筋道がだいたい通っていらっしゃる。しかし、違う意見の人もいるし、不安に感じる人もいる。そういう人の意見や疑問に対して、誠実に答えようと言う姿勢が余り感じられない事が多いのです。

論議の末に、「熱心なご説明ありがとうございました。私の意見も聞いてくださり感謝いたします。ご意見はよく分かりました。(それでも私は少し違う意見を持っていますけれど)」というような、積極的で建設的な討論に値するような人が少ないのではないかと感じているのです。

ジーコ監督について、私が感じる危惧は、偉すぎるということです。色々な角度から見て、彼以上の人材はそうは居ません。ボールゲームは上手くいくこともあれば、そうでないこともある。次の4年後に確かな結果を残すために、様々な経験を積まなくてはならない。ある意味、親善試合は全部負けても、アジアの代表に選ばれ、本戦で立派な成績を上げられればそれで良い、と、私は思うが、多くのファンはそれでは満足しない。しかも、新監督に対する期待感は相当なもの。5年前に加茂監督を更迭したようなことは、今回は出来ないでしょう。私達は4年間トルシエと付き合って、監督の悪口を言うことに慣れきってしまっている。私は、任せた以上はとことん任せる、と思うが、トルシエ氏に対して、ファンも、協会もそうではなかった。何度解任騒動があったことか。

ジーコを監督にした以上は、今後4年間、彼を信じ、ついていくしかないだろうと思う。それに協会やサポーターのような人達が耐えられるか?果たして、トルシエに対してやったように、ジーコに文句を言える人が、協会のなかに居るのだろうか?

ところで、私は新会長の主張の中に、間違いなく共感できる部分がある。

それは、彼がコマーシャリズムを極力廃して、市民球団を目指した点です。

私は、アメリカメジャーリーグベースボールはプロスポーツとファンの関係のひとつの理想と感じています。大リーグチームは胸に読売とか、ヤクルトとか、日本ハムとか、ロゴを入れたりしていません。ホームユニフォームはチームの愛称(ドジャーズ、メッツ)アウエィではホームタウン名(ロサンジェルス、ニューヨーク)が普通のようです。

大リーグ球場は、普通は360度ホームファンが囲みます。私設応援団のようなものはなく、球場に詰めかけた観客全体が、同じようにホームチームを応援します。もちろん、アウェイチームの帽子をかぶったファンも居ますが、ホームのサポーター達と混ざって、和気藹々と野球を楽しんでいます。

チームは少年少女ファンをとても大切にします。

ファンの目は肥えており、素晴らしいプレーには満場が立ち上がって拍手を送る。

私の勝手な想像ですが、新会長はJリーグのホームタウン制を決めるときに、大リーグを意識したのではないかと思う。彼は結局、特定チームの大手スポンサー、しかも、大切なマスコミとの関係を悪くするのもいとわず、この主張を譲らなかった。

まぁ渡辺某はどうもスポーツチームのオーナーとしては相応しくない人だと私は思うので、特殊なケースかもしれないが、全てとはいかないが、いくつかのチームは地元密着が成功している様に見受けられる。

大切なことは、地元ファンに、新会長の掲げる理想を理解してもらうために、誠実に説明する態度であり、渡辺某とケンカするようなやり方で、結果的に押しつけるようになっては、そっぽを向かれる事になるだろうと思う。彼にその誠実さがあるかどうか、私はちょっと心配するわけです。


新チェアマンは鹿嶋の人とのこと。鹿嶋はある意味、前チェアマンの理想をもっとも上手く実現したチーム。イエスマンで周りを固めた、わけではないことを祈りたいと思う。


571度胸のある人

チチ@管理人 / 7/23(火)

先日、腰を痛め、しばらくバイク通勤を諦め、電車で職場に通っていた。

電車の便は悪くはない。阪神本線、一本。ただし、途中に特急停車駅が二つ。高々6キロほどの道のりである。

その日、よる10時頃に電車に乗った。いろいろと仕事の都合があった。本来なら、夕食と子供の風呂にいったん帰った後、車で出直すところであるが、腰痛のために、いったん家に帰る気になれず、そのまま仕事を続けていたらそういう時間になった。

この時間、神戸方面行き各駅停車は空いている。出入り口の真横の席に腰掛けていた。電車が甲子園に止まると、どやどやと野球帰りの群衆が乗り込んできて、雰囲気は一変した。

タイガーズのユニフォームを着た人が多い。メガホンをぶら下げている。出入り口付近に立った男は背広姿。仕事の帰りに球場に寄ったのだろう。携帯に向かって、今日の戦績を報告する。

「ハイッ!勝ちました!土壇場で逆転です。ハイッ、ハイッ。お陰様で!それでは」大声で報告。

そうか、勝ったんだ。それでみんな機嫌がいいんだなぁ。まぁ俺には関係ないが、良かった。と思った。電車はそのうち西宮に停車。特急、急行の待ち合わせで10分近く待たされる。甲子園から乗り込んだ群衆のほとんどがここで乗り換える。自宅最寄りの香枦園はその次。ぼんやりと停車中の各駅停車で、特急の通過を待った。

自宅までは歩いて2〜3分ほど。風呂を浴びて、食事を取りながら、テレビニュースを見ていた。

「今日野球があってね、電車が混んだんだ。阪神が勝って、みんな機嫌が良かったよ。」ボロ負けで荒れた雰囲気の電車には乗りたくない。

スポーツニュース、阪神対広島。

「広島が相手だったのか、、、、」

阪神は終盤に一度は逆転に成功・・・・(知ってるよ、勝ったんだろ)

その裏、守備の乱れをついて、広島が再逆転・・・試合はこのまま広島の勝利・・・・・

「え・・・・・ッ?」

「おい、負けたんだ。なんて度胸のあるおっさんなんだ!」

私は、そのおっさんの勇気に、すっかり騙されてしまったのでした。


570キョウコとナミエとマスオ

チチ@管理人 / 7/20(土)

キョウコが自殺したと聞いて,少々驚いていたら,直後にナミエが離婚したと知った.

不幸な死,そして人生の挫折.公開せねばならない芸能人の運命は哀れだ.


ナミエが結婚していつのまにか5年が過ぎていた.あのころ,小室プロデュースの音楽が巷にあふれていて,私はその価値が全く理解できなかった.TRFのダンサー.サムさんがどれほど有り難い人なのかも分からなかった.

当時,ナミエは19歳で.自分の生き方を決めるにはまだ若すぎたのだ.色んなことに無知で,彼女が抱いていた理想の生活を彼と結婚することで実現できると思ったのだろう.暮らしの理想とのギャップに,5年間悩み,苦しんだ結論が,キャンセルをクリックすることなのだ.妊娠・結婚・出産の順番だったと思う.彼女のプランに最初から妊娠,出産,が含まれていたのか,それとも,何かのアクシデントだったのか知るよしもない.結婚のキャンセルは造作もないが,生まれてきた子供はキャンセルできない.

幸せを掴むには,多分,知識(経験)と努力,そして幸運が必要なのだ.全てが必須ではない.幸運だけで幸せになる確率はかなり低い.

女房が録画したテレビ番組をみていた.ヴァイオリニスト,佐藤陽子さんが,亡夫,池田満寿夫氏について語っていた.池田氏は3度の結婚に失敗し,たどり着いた結論が,愛する人と出来る限り,いつも近くに居ること.彼は佐藤陽子を愛し,自分の結論を実践した.私は強く共感する.

お互い仕事を持つ身で,生活にすれ違い,,,離婚する芸能人同士のカップルの定番のセリフ.他に云うこと無いのかねぇ.当たり前じゃないか.そんなことは結婚する前から分かり切ったこと.まぁ,芸能記者に難しいこと言っても,曲解されて,記者が理解できないようなこと言う人は,叩かれるだけだから,当たり障りのないことを言うのだろうけれども.


568全角英数

チチ@管理人 / 7/19(金)

インターネットに参加するようになって,ウインドウズを使っている人と接する機会が増えた.私の職場では,マックを使う人の方が依然として多く,自分自身はマックを使っていることによる不都合はほとんど感じることはないのだ.いつも悩むのは,自分のHPがウインドウズの人にどのように見えるのかということで,フォントの違いとか,画像の色や表示サイズの違い,他にもいくつかあるらしくて,少数派の苦労を感じている.

もう一つ,ウインドウズだから,なのかどうかは分からないが,私は勝手にそう思っているのだけれど,ネットで出会う人は全角英数を使う人が多い.

私がマックを使い始めた頃は,マックは明らかにアメリカのパソコンで,一応日本語も使えるようになっている,という感じだったから,メニューが英語だったり,英語版のソフトをそのまま使うことは,さほど珍しいことではなかった.マイクロソフトワードも数年前までは,英語版と日本語版は,互換性がほとんど無かったので,私は両方インストールして使っていた.

多分,そういうわけで,私は英数は半角で入力するものと思いこんでいて,全角英数をどうやったら入力できるのか,知らなかった.

今は,分かる.コントロール+P である.

今でも,OYAKONEWSのロゴは半角で,OYAKONEWSと,全角で表示するのは違和感があるんだけれど,入力の仕方を最近になっておぼえた,という話です.


567いくら何でも無理がある

チチ@管理人 / 7/18(木)

朝ドラの話し.

さくら,というやつです.主人公の日系アメリカ人,さくらさんはなかなか好感の持てる女優さんですが,いささか無理があります.いくら何でもね.

外国人が沢山出てきます.その人達がラモスの店に集まって世間話.全て日本語.ハワイからさくらを追いかけてきた彼氏(多分,純アメリカ人)とさくらの会話も日本語.

いくら何でも無理がある.一番日本語が下手なのが,どうやらさくらのおとうさんらしい,,,

さくらの彼氏,フィアンセらしいですが,ちょっと可愛そうな役回りです.既に冷めている,遠距離恋愛の彼女を必死につなぎ止めようとしています.ドラマだから,まぁいいかと思うが,最低の鈍感オトコの役です.

さくらも,少々不誠実.オブラートに包んではありますが,(さくらのさわやかさ,というか,素直さ,つうか,何というか,表現が難しいが,要するに,そこんとこがオブラートですが)どろどろであります.

大切な彼氏をほっぽり出して,日本で素敵な体験を重ねるさくらの勝ち.この後の落としどころ,どうするんでしょう.まさか,日本語がとても上手なハワイの元彼の許に戻るとは,私的にはとうてい考えられません.


566入学試験には権威が必要なのだ

チチ@管理人 / 7/16(火)

どこぞの阿呆が,入学試験への口利きをおおっぴらに認め,この阿呆は,実は国会議員さんで,しかもなんかの副大臣,つまりちょっとした身分の人なのだそうだ.

つまり,ある大学では,自分の大学の入学試験の権威より,国会議員の権威の方が上であるというわけ.

まさか,この議員さんが,自分の権威を勝手に立派なものと思いこんでいるわけではないと思う.事実,後援会幹部(幹部って,嫌な言葉だ,宗教テロ組織にも幹部は沢山居た)が十分な献金を議員さんにしていた場合,議員さんは自分の権威を使って,大学入試の結果を左右できると思っていて,驚いたことに,まま,あることだとか,この方は全く罪の意識はなくって,そういう戯言を聞いて,受けているその他の議員ちゃん達も,多分同じようなことをしているのだろうなぁと思ったら,とても腹立たしい気分になった.

つまりインチキで大学に入る学生が立派な人なのであれば,まぁ良しとしよう.しかし親のお金で,議員の権威を借りるような人生のスタートを切った若者が,立派に大学を卒業できるとは,なかなか思いにくい.入学試験をうやむやにするのは,どうもそれほど難しいことではないみたいだけれども,その後の進級や卒業は,親のお金と議員の権威ではどうにもならないと思うなぁ...ましてや,医学部ともなれば卒業後に国家試験が待っている.国家試験は多分,私が思うに,多分絶対,お金で動かすことは出来ないし,下っ端副大臣がどう吼えようが,ダメと思う.

そして,その後に,医業という権威やお金ではどうにもならない,プロとしての仕事が待っている.

開き直る副大臣,鹿児島男児らしく,ナンタラカンタラ,薩摩のオトコの人たちには良い迷惑なのかもしれ無いなぁ,,と思っていたら,任命権者のおじさんまで,薩摩隼人のナンタラカンタラ,,,,

実は,立派な人たちなのかな?俺の感覚がおかしいのか????

大学側は否定したらしいが,肯定なんかしてしまったら,大変なことになるだろうし.そりゃ否定するだろう.大学の入学試験には権威が必要なのだから.副大臣の権威などとは比べものにならないのだ.とにかく,あのおっさんを黙らせないと,,,自覚が無いってことは恐ろしいですねぇ,,,やれやれ


└569返信: 入学試験には権威が必要なのだ

チチ@管理人 / 7/20(土)

入学試験の権威について,さらに続ける.

入学試験は大学にとってとても大切なものだそうだ.

ある偉い先生から聞いたことがあるような気がする話.

大学は,優秀な学生を集めなくてはならない.学生を教育し,優秀な人材を育てることで社会に貢献しなくてはならない.大学は最高学府として,社会の知識や見識をリードしていく立場にある.

大学の権威は,権威という言葉は良い意味で使っている.社会に還元されるべきもので,そのために国民は税金から大学や大学生達に補助を与えている.そして大学自身も教育のために大きな努力を払っている.努力を少しでも効率の良いものにするために,学生を選別する.その唯一の機会が入学試験というわけである.

学生が,ひとたび入学を許されれば,大学は最後まで面倒を見なければならない.大学は入学試験によって志願者へ自己主張するのである.

すなわち,入試にインチキがまかり通る大学は,自らインチキな大学であることを証明しているわけで,社会に対する貢献を放棄している.不適格な学生の入学をひとたび許せば,大学はそのために莫大な努力を強いられる.彼ら以外の,有望な学生の教育に差し支え,大学は機能しなくなるだろう.

大学の評判が落ちると,志願者が減り,学生の質は低下し,悪循環に陥る.志願者の減少は,受験料収入を減らし,大学の財政を悪化させる.教育には金がかかるのだ.

入学試験は侵すべからざる聖域なのである.大学の長,一般市民の代表たる代議士先生の自覚の無さには呆れかえるばかり.

何のための大学か?社会に貢献してこその学問ではないか.その程度のことが分からないでどうするのだ.


564気流

チチ@管理人 / 7/15(月)

不承不承,読売新聞を購読している.素晴らしい新聞とは思わない.他に適当な選択肢がない.

気流というのは読売の読者投稿欄である.社会欄がなかなか読み応えがあるのが読売の良いところだ,読者投稿はたまに目を通す程度.

容認できない投稿があったので,その話である.

だいたい,一日にどのくらいの投稿があるのか知らないが,当然編集部員が投稿内容を選び,適切なものを並べているはずである.そうしなければ,便所の落書きやどぞの匿名掲示板と同じことになってしまう.従って,新聞社側は,読者投稿欄に,どういった人から何通ぐらいの投稿があって,その中から選んで掲載していることを明示するべきではないかと思う.少子化対策に関する投稿が20件あって,性別は,,,年齢層は,,,と,情報を開示するべきだ.新聞社が意図的に意見を選び,並べることは,新聞社による世論操作につながる恐れがあると思うからである.


7月10日付け,よく見ると,7月9日付けにも少子化に関する意見が出ているから,恐らく,一種のキャンペーンのようなことをしているのだと思う.

9日付けの投稿は,55歳主婦.以下部分的に引用

結婚して二年あまりになる長男夫婦には子供がいない.産みたくても産めないのが実状のようである.ひとりの給料では生活はままならず,子供を預けて働くにも環境が整っているところばかりではない.(中略)

この不況の中,高級官僚に呆れるほど高額な退職金を出すことなどを即刻辞め,それらを若い夫婦が子供を産める環境,体制作りへの施策に廻しても会いたいものである.


どう思われるだろうか?子供を作りたがらない自分のこども達.孫に恵まれない中年婦人のグチではないか.若い夫婦が子供を産める環境って云うのはどういう環境なのだ?私が子供のころ,あるいはこのご婦人が子供の頃,1つ上の世代の人たちは,やはり幾多の苦労を重ねて,出産,育児と向き合ってきたはずではないのか?ちょいと自分の長男を甘やかしているような印象を,投稿からは受けるのであるが,,,


問題は,この翌日の同欄に載った投稿である.

54歳の大学教官の投稿.長いので,主張の要旨だけを取り上げてみる.

つまり,彼の主張は,日本で子供を作らない夫婦が増えているのは,社会が子供がいない方が快適に過ごせるような環境になっているからだ.快適さを求める若い夫婦は子供を作ろうとしない.だから,子育てをしない夫婦に対して,「養育税」を課して,ペナルティとしてはどうか?子供を持たない人から税を取り,子供を持つ仮定に振り分ける目的税とする.子供は国の宝であるから,子育ては国民の義務という意識が大切である.

なんだそうだ・・・・やれやれ


└565返信: 気流

チチ@管理人 / 7/16(火)

勝手にこども達を「社会の宝」にするな,とまず申し上げておく.

この方の立場は分からないが,文面から察するところ,養育税などというものを払う必要のない方であろう.

子供が社会の宝だというのなら,経済的な支援は社会全体がおこなうべきである.

何故子供を持たない家庭がペナルティを負わねばならないのか?子供を作るか作らないかは夫婦が考えて決めることで,私たちは考えて子供を作り,作らない人はそれぞれの考えの基に作らないのである.作った私たちは,自分の出来る範囲の生活をして育児を楽しんでいる.作らないという意志も個人の自由として認められるべきで,それに対してペナルティを課すことは,国のために子供を産み育てよ,と,強制しているような発想が全体主義的でイヤな感じだ.現実には子供恵まれずに苦しんでいる夫婦も数多くいる.この意見から,様々な人々の境遇に配慮しようと云う意志は感じられない,画一的で浅はかな印象を受ける.

以前にも別項で書いたことがあるが,少子化問題は国の将来にとって極めて深刻な問題なのだ.やがて人口は減り始める.出生率が2を越えない限り,人口の減少はけっして止まることはない.出生率を増やすような政策は必要と思う.だからといって,国が子供を育てるとか,出産・育児が義務となるような雰囲気は良くない.結婚,出産,育児は,あくまで個人の責任でおこなっていくべきなのだ.出生率の維持を考えた場合,子供を持たない家庭にペナルティを与えるという発想よりも,3人目以降の出産・育児にある程度の補助を与える形の方が望ましい.子供が多いことで生活のコストは確実に上がり,そして現在の扶養控除は十分とは言えないかもしれない.多くの社会的な補助もうち切られる傾向にある.もう一人作りたいと思ったとき,家計が足かせになることは当然あるだろう.あれば有り難い.しかしもらう側の身になって考えて欲しい.

特定の家庭から,(しかも,この場合は同世代のお隣さんになる可能性が高い)ペナルティとして徴収したお金を目的税として,私たちに廻してくれるというのだ.私たちは国のために子供を育てているわけではない.ましてや,子育てが面倒だという人たち(実際,そういう人がいるかどうかは別として)にお金を渡されて,代わりに育児をしてあげる,というつもりも全くない.自分たちの子供は自分たちのために育てるのだから.

援助の財源が,大学講師が主張なさるような特定のものであったとしたら,私たちとしては受け取るわけにはいかない.こういうひも付きのお金を安易に受け取ると,こども達の将来を束縛してしまうことになりかねない.

だから,援助の財源は広く浅く集めるべきだ.そして,援助の対象は抽象的な「育児のごほうび」というようなものでなく,育児のコストをきちんと把握した上での具体的なものにしたらいい.例えば,わが家は年に一度,飛行機を使って帰省するが,家族六人で移動するコストはバカにならない.アパートを選ぶにしても,一部屋多い間取りを選ばねばならない,義務教育が終わったら,学資が余分に掛かる.参観日の度に有給休暇を使わなければならない.予防注射などの医療費も,人数に応じて余分に掛かる.そういった具体的なことに対して,例えば3人,あるいは4人以上を育てている家庭が,自分の責任に於いて申請し,援助を受けられるような仕組みを作っておくのは有意義と思う.


そして,こういう論議は,今現在育児中,あるいは,これから育児を始める世代が担うのがよろしい.既にこの分野からはリタイアした人が口出しするのはよろしくない.


恐らく,こういう投書を選んだ新聞社側に何か意図があるのだろう.何でも掲載するわけでは無かろうし,編集者がある程度賛同しうる意見が掲載されるのだと思う.編集側の浅はかな発想が見えてしまったようで,落胆した.


562タケダくんのおねえさんに教わった

チチ@管理人 / 7/12(金)

ぼくが中学生の頃まで,お隣にタケダくんが住んでいて,タケダくんにはとても綺麗なおねえさんが二人も居た.上のおねえさんはぼくよりかなり年上で,僕が遊びに行くと,下のおねえさんがたまに相手をしてくれた覚えがある.

隣に住んでいると云っても,二軒長屋形式の社宅であるから,同じ屋根の下に住んでいた.タケダくんの部屋はぼくの部屋と壁一枚,しかもその壁には穴が空いていて,それだけのことで僕らは嬉しくてうきうきしたのだ.

時々タケダくんの家に遊びにいって,いろいろなことを教えてもらった,,,,


ぼくはタケダくんのおねえさんに「コーヒー」の味を教えてもらったのだ.小学校高学年になって試しにコーヒーを飲んでみたものの,薄いコーヒーにたっぷりミルクと砂糖を入れて,砂糖水にクリープを溶かして,インスタントコーヒーで色を付けたような奇妙な飲み物をコーヒーと名付けていた.時々,こっそりとクリープを舐めたりしていた.ニドが一番そういう意味では美味しかった.

ある日,タケダくんのおねえさんが,コーヒーをご馳走してくれるという.もう大人になってきたから,コーヒーは時々飲む,と云う気分でいた私.出てきた飲み物に驚いた.実はその前,つまり,コーヒーを作っているところに驚いた.ドリッパーにペーパーフィルターが差し込んであって,それも初めて目にしたのだが,「本物のコーヒーって云うのは,こういうものなのか」と思ったのだ.一番驚いたのは,そのペーパーフィルターの中に入っているコーヒーの粉である.見慣れたネスカフェのようなものではなく,むしろゴールドブレンドのような,ざらざらした顆粒状のものが入っている.しかも,その量が半端ではない.あんなに沢山ゴールドブレンドを入れるのか,,,と思った.これはきっと苦くて飲めないぞ,,,

出てきたコーヒーは実際苦かった.砂糖を入れようが,ミルクで色を薄めようが,苦かった.飲み干したかどうかは定かではない.

これが,砂糖ミルクにコーヒーで色を付けたものでない,コーヒーに砂糖とミルクを入れたものを味わった最初の経験である.

就職のために自宅を出て,大阪で一人暮らしを始めた頃,水が臭くて飲めず,水代わりにコーヒーを入れて飲みだした.それ以来私はコーヒーをブラックでよく飲むようになった.

わが家の冷蔵庫にはいつも豆の買い置きが凍らせてある.毎日数杯,その度に豆を挽いて,ペーパフィルターでコーヒーを入れる.

私がブラックでのむので,わが家にはミルクやコーヒーシュガーが無い.たまに客人にコーヒーを振る舞うときに,あわてることになる.

タケダくんのおねえさんに教わったことは,もう一つある.

(つづく)


└563返信: タケダくんのおねえさんに教わった

チチ@管理人 / 7/13(土)

そのころ,応接間にはステレオが置いてある家が多かった.

今で云うところのMDコンポであるが,音楽を聴くために,ちょっとした家具並の大きさのスピーカーが二台,というか,ふた箱,その間に,チューナーとレコードプレーヤーのターンテーブルが入った箱.三つ一揃えでシステムステレオというような名前がついていたと思う.実際家具のような感じ.LPレコードの時代だったから,今のような小さなセットにはなり得なかったのだろう.わが家にもあった.和室の床の間に置いてあったが,木造グラグラの畳の部屋で素晴らしい音響効果を期待所詮無理な話である.一種のステータス,横文字にするとたいそうだが,一種の見栄であったような気がする.

何にせよ,当時は音楽はそういうステレオで聴くと音がいいと思いこんでいた.音楽を聴く機械はそういう形をしているものだと思っていたのである.今にして思うと,ただの流行りだったような気がするが.

ステレオの中央部分,つまり,レコードプレーヤーの下半分は引き出しのようになっていて,LPレコードをしまっておけるようになっていた.わが家の引き出しの中には,古いクラシックのレコードがいくらかと,クラシック音楽を録音したオープンリールテープが入っていた.

タケダくんのうちにもステレオがあって,引き出しの中に入っていたLPは多分,お姉さん達の趣味だったと思う.そのLPをタケダくんが聴いて,ぼくにも聴かせてくれたのだ.

書き始めて思い出したのだが,吉田拓郎が何枚か.

♪喫茶店に彼女と二人で入って,コーヒーを注文すること,あぁ,それが青春♪

などという曲を知っているのは明らかにこのときの影響である.(思い出しながら書いているが,)

実は,白っぽい妙なジャケットのアルバムも,このとき聴いたのだった.それは氷の世界というタイトルで,井上陽水の初期の代表作である.未だにほとんどの曲を歌えるだろうと思う.さらに,同じく陽水の断絶,人生が二度あればなどなど,,,,

本当はこういうことを書こうと思ったのではないが,書いている間に思い出したので,横道に逸れている.かぐや姫サード(神田川が入っているヤツ)もここで聴いたはずだ.

で,もう一枚,黒っぽいアルバムがあったのを鮮明に覚えている.そのころ,英語の歌を聴くことは無かったので,中身は知らなかった.しかし,そのジャケットは,大きく4人の髭面,長髪の男達の写真が並んでいた.写真の上には,「LET IT BE」と書かれていた.

彼らの作品の中で最も気の毒なアルバム.ジョンはデモテープを聴いて吐き気がした.と言った.ジャケットデザイン,4人が別々の枠の中で,勝手気ままな方角を向いている.素敵なデザインではあるが,,,数年後,ジョンは凶弾に倒れ,さらに数年後,私は彼らの音楽を自分の棚に並べるようになった.その最初の出会いはタケダくんの家のステレオの引き出しあさり,だったのである.

メンバーの誰もが煙たがったアルバムではあるが,私はこの中の一曲「I've got a feeling」がとても好き.

Oh Yeah!

最高の,Oh Yeah! を聴かせてくれる曲だと思っている.


561管理人独白・・・(長め)

チチ@管理人 / 7/12(金)

やれやれ、兵庫地区のNTTの回線故障とか、、、フレッツISDNがつながりません。つながらないと、故障の情報も入らない。ダイアルアップ接続しようにも、アクセスポイントの電話番号のリストが、古いヤツしかない。プロバイダからAP統合のお知らせをメールで受け取っているので、受信トレイを見てみると、廃止になった番号のお知らせだ。なんと馬鹿げている。あたらしい番号をお知らせするページのURLが入っているが、繋がらないんじゃ調べようもない。阿呆。

アクセスポイント:の番号一覧くらい、PDFにしてメールの添付で送ればいいのだ。

まぁいいや。

独白の前に愚痴っぽくなってしまった。

ここからが本番です。

急な仕事があって、忙しく厳しい一週間。明日が期限の仕事なので、もう一踏ん張りで、一段落です。微熱があったり、腰痛に悩まされたり、色々な意味で厳しい一週間。熱も腰痛もおさまりましたが。

仕事は期限付きの書類作製なのですが、こういうときに限って、あたらしいパソコンが届いたりする。セットアップに時間を費やす暇はない。

今職場で使っているちょっと古いマック。自宅モニタの故障の影響で、一度お払い箱になったモニタが再登板しているわけで、どうもこの頃眼が疲れると思ったら、ピンクがかって激しく色のにじむモニタのせいみたい。

暇はないのは覚悟の上で、あたらしいパワーブックのセットアップに取りかかる。実はこれは英語版で、日本語ソフトが上手く動くかどうか、今ひとつ自信がなかった。色々と手を尽くし、インストールやなんやらで、再起動しまくりの無間地獄に嵌ることを心から恐れたが、セットアップは実に呆気なく終わり、、、まぁ日本語のワードを使うだけなんだけれど、他にプリンタのドライバーと、アトックという日本語変換ソフトを入れただけだが、ほぼ問題なしの完調。とにかく、OS9.2 + japanese language kitは大変良くできている。と、厳しい一週間のなかでは唯一といっていい、良い気分になることでした。

実は、メールソフトが上手く入らないために、そこら辺はほったらかして、ネット関係はピンクモニタとにらめっこなんだけれど。

週明けから、完全移行を目指して、ソフトのインストールとデータの移し替えにチャレンジするつもりです。どうなることやら、、、

んで、素晴らしいパワーブック、といっても、本体価格30万をちょっと超える、いまどき化石レベルのパソコンであります。ちょっと前にいじった、同じアップルのiBookよりは相当出来がよいです。使う気になる。しかしながら、B5ノートサイズが珍しくない昨今、まぁ、びっくりするようなでかいノートパソコンであります。立派なことは間違いないです。

というわけで、色々ネタはありますし、なおしたいところも沢山あるにも関わらず、更新作業はちょっとお休み。だいたい、私の仕事を知っている人が、おやこニュースを見たら、驚くでしょう。自分でもよくこれだけの量をアップしたなぁ、、と、しみじみ感心する。このエネルギーを仕事に振り分けたら、、とか、受験生の父のような気分になるかも。

ゴタクだけでも、550を超えているはずです。

しかも、一時訪問者が減って、一日一人かふたり、、、、これは作る側にとってはかなり厳しい状況。この頃ちょっと増えて、一人も来なかったらどうしようか、、と心配になることはあまり無くなってきました。読んでくださっているあなたのお陰。感謝。

一応、アクセスログというのがありまして、何となく、ですが、いつも来てくれる人は把握している積もりです。

この人(といっても、nttpc.ne.jpというような、記号の羅列で判断するのですが)この頃、良く来てくれるなぁ、、、くらいのことは分かるのです。どんな人なのかなぁ、、、と、管理人は想像している。

私が一番知りたいのは、来てくれた人が、何を見て行くのか?という点です。二度、三度と訪れてくれた人が、何を楽しみにしてくれているのか?大変興味があります。何でも良いですから、(どうせ、そんなに多くの人が見るわけではありませんから、だいたい、一日5〜6人くらい)思い切ってひとこと、どっかの掲示板か、王様の耳か、もしくは管理人にメールか、お願いしたいのです。

もちろん、苦情でも構わない、というか、仕方がないですけれど。

バイクのタイヤを替えて、チェーンも新しくなって、なかなか快調です。フロントタイヤの新品は慣れるまでちょっとこわかったですが。そろそろ皮むきも終わった感じです。

台風が通り過ぎて、接近中は酷く蒸し暑い二晩でした。おまけに、冷房のリモコンが壊れて、コントロール不能、、、二日後に自然に直っていました。でもどうも信用できません。今日は台風一過。涼しくて爽やかな一日でした。

あさっては、神戸にサッカーを見に行きます。昨年はアウエィの応援に来る札幌サポーターのために、観戦ガイドを事細かに作ってアップしたりしたのですが、今年はサボってしまいました。私ははるばるそのために遠方からいらっしゃるサポーターの皆さんの情熱にはとてもかないません。そして、HPはあくまで「自分のため」にやっているわけで、それが結果的に訪問者に喜んでいただければとても嬉しいですが。去年万博の試合に合わせて作ったような観戦ガイドは、おやこニュースの趣旨とはちょっと違う感じがする。サッカーのサポーターは情熱的で、訪問者を当てにした下心は否めません。スポーツのページに、神戸ユニバのガイドがあります。アレを見るだけで、結構お役に立てるような気はします。興味のある方はご覧下さい。

今年は札幌の調子が悪いし、前監督の更迭を巡っての色々なもめごとに、かなり嫌気がさしたのも確かです。

さぁ、早いところ寝なくては。

結局、ダイアルアップのアクセスポイントは、職場のネットで調べて、メモに書き付けて、持って帰ったのです。

プロバイダのサーバートラブルはしょっちゅうですが、NTTのこういうトラブルは初めてかもしれません。決して安くはないフレッツの通信料のいくらかを返還してもらいたい気分。

明日は長い一日になりそうです。土曜日、サッカーに行く前に、故障したばかでかいモニタが修理から戻ってくるはずです。

さて、寝ます。