広島風お好み焼き、尾道仕様の作り方

キャンプや、バーベキューの時に野外で作ってしまおう、ということで、みおちゃんパパに教えてもらいました。と、いっても、本当は、作ってもらって、食べただけなんですけれども。何枚か写真をとって、作り方をうろ覚えしてきたので、紹介します。

みおパパは、尾道を離れてすでに、ン年になりますが、ことあるごとに、お好みやきを作ってふるさとをなつかしんでいるそうです。尾道バージョンの特徴は、焼きそばを使うことでしょう、大阪では焼きそば入りのお好み焼きを「モダン焼き」といいますが、今回のはモダン焼きとはかなり雰囲気が違います。

材料として準備するものは、、、、

それから、忘れちゃいけない「イカフライ」。いわゆる珍味として売っているやつ。あれをトッピングに使うのです。これがないと、広島風お好み焼き尾道バージョンみおパパ味は完成しません。

道具としては、しっかりした鉄板、それから、コンロ。鉄板は、ミオパパが、鉄鋼城のおじさんをそそのかして特製してもらったものだそうで、分厚くて重たいやつほどうまくいくとのこと。コンロは火加減の調節が楽なガスを使いました。

さて、野菜と砂ズリを刻んで、準備終了。鉄板が丁度暖まっているところです。

焼き始め

↑ 知らない人は、ちょっと意外に思うほど、薄く生地を広げます。この辺は広島風の特徴。尾道バージョンも変わりません。

油をひいて、溶いた粉を薄く伸ばします。この辺は少し経験の入りそうなところ。干しエビをパラパラと振ってから、キャベツを山ほどのせます。その間に、鉄板の脇で、刻んだ砂ズリを塩こしょうで炒めておきます。

その2

↑ 山盛りのキャベツの上に、干しエビを振りかけ、砂ズリをわきで炒めているところ。

その3

↑ 焼きそばとバラ肉を順にのせてしまいます。ほんとに、のせるだけ

さて、ここからが尾道風のちょっと違ったところです。キャベツの上に、イカフライを細かく割って載せ、その上に焼きそばの麺を、どさっとのせます。麺をほぐす必要はありません。タダ、のせるのです。それから、バラ肉を麺の上に並べます。これもタダ並べるだけ。

さて、そろそろひっくり返します。

さて、ひっくり返しましょう

そして、適当なところでひっくり返します。ちょっと慣れが要るかもしれませんが、勇気を持って、えいやっとやります。

その4

↑ さて、ちょっと緊張しますが、やります

その5

↑ 成功。見ている方もちょっと緊張しました

うまくひっくりがえせたら、脇に卵をひとつ落として、半熟程度まで焼きます。うまくひっくり返せなかったときは、、まぁ、何とかして下さい。
半熟卵の上に、平行移動。つまり表がお好み焼きの皮、裏が卵で挟んだような形です。これでほとんどできあがり。
ところで、砂ズリは何処に消えたんでしょうか???

その6

↑ 卵をひとつ落として、その上に平行移動します

その7

↑ ソースをかけます。マヨネーズは使いません

ソースをかけて、、いや、もしかすると、ひっくり返して、卵の面を上にして、そちらにソースをかけたかもしれません。写真で見る限り、もう一度ひっくり返したように見えます。ご馳走になった時のことをおもいだすと、卵が上だったような気がします。
マヨネーズは使わないのです。ソースはおたふくが手にはいるなら、それがいいでしょう。

できあがり

↑ さて、できました。ウインナはちょっと都合で一緒に焼いていただけです

コテを上手に使って切り分けます。みんなに分けたら、すぐに次を焼き始めます。

むつかしいところは、ひっくり返すところと、焼き加減だと思います。実際には、焼けるのを待っている時間が長いので、野外料理としては最適かもしれません。鉄板は熱くなりますので、常に誰かが鉄板の前に控えていて、タンタンの突撃をガードしなくてはなりません。コンロの前のみおパパは、ぼんやり眺めているのではなく、焼き加減に気を配り、タンタンの突撃を巧みにブロックし続けます。

美味しいです。ボリュームも十分。但し、問題は作り過ぎちゃうことなのだそうです。おとうさんが食べろ、食べろとうるさいから、、、とはミオちゃんの弁。

私は本当に気に入りました。はたして、うちのホットプレートでうまくいくのだろうか?