今週は自宅待機

さて、今週は自宅待機、、、、(従って写真もなし) サッカー見ながら子供とテレビの関係に思いを巡らせる

今週末は、かあさんのお腹からアラームが鳴りっぱなしで、お出かけの予定はすべてキャンセルとなりました。本当は、武庫川にサヨリを釣りに行こうか、などと相談はしていて、かあさんは釣った魚の食べ方の本を見ていたのですけれど。ベイビは出そうで出ない、という状況が続いています。これは、いわゆる難産なのかもしれません。 このところ、ずっとスタンバイし続けているので、かあさん疲れぎみ。とうさんも楽じゃない。土曜日は雨、祭日なので学校も幼稚園もお休みなのですが、予定が立てにくい。とうさんは仕事へ、少し早めに帰ってきて、晩ご飯も早めに済ませて、お風呂も済ませて、テレビの前でみんなでサッカーの応援をしよう、という企画。オリンピックの決勝トーナメントとあって、普段はスポーツ中継に興味のないかあさんもかなり乗り気です。 晩ご飯はちらし寿司とお吸い物。

サッカー中継

さて、テレビの前に3姉妹整列。 ここで簡単なルールのおさらい。一番大事なことは?「ゴールキーパー以外のヒトはボールを手で扱ってはいけないんでしょう」とナミンチ。「正解!頭も使っていいんだよ」試合が始まる。実は、ナミンチは筋番(注1)の大ファンである。そして、この日は筋番の日だったが、ナミンチはそのことを忘れていたらしい。試合は日本代表が押し気味に始まる。ところが、子供たちが試合を見ていたのはほんの一瞬だけ。はじめは、がんばれーニッポン。チャチャチャ。とやっていたが、5分と持たず、各々勝手気ままな行動に。一応、ナミンチだけはテレビを見ながら、「反則でしょう?」「えっ?反則じゃないよ。どうしてそう思ったの?」どうやら思いっきりボールを蹴ると反則と思っているのか、、、「オフサイドってなぁに?」「これはちょっと難しいんだけれど、、えーっと、待ち伏せ攻撃は反則ってことだよ (^ ^):i」などと、わかってもらえないような説明に終始する。ドッジボールの方が好き。などといわれてしまった。ほかの二人はもう一台のテレビのマドレーヌのビデオの方に行ってしまった。そのうちナミンチもそっちの方がよくなってしまい、そちらに行ってしまった。我が家の子供たちは、テレビ番組はかなり厳しく規制されているが、ビデオはほぼ自由に見ている。(もう一台テレビは子供専用で、アンテナをはずしてビデオ専用になっている)テレビ番組はすべてをチェックできないし、一度見始めたものを途中で消すのも問題があるが、ビデオは、親の意図したものを選んで見せることができる。我が家ではテレビ番組の優先権は、一応親の側にあり、子供たちは親の見る番組を横から眺めていることになる。ナミンチが幼稚園児の時、突然、「お父さん、マスミヨウギシャはヒコクになったの?」と 、聞かれた。「前はヨウギシャだったでしょう」その通り。ニュースなどで和歌山県がでてくると「マスミヒコクだ」という。テレビが子供に与える影響は大きいのである。近頃、おかしな事件が続いた。「ユキジルシって悪いんだよね。」などと言い出し、返答に困る。子供に見せたくないニュースが多すぎる。よいニュースと悪いニュースを分けてもらえないだろうか。
最近は、夕食時になるべくテレビを消すようにしている。とうさんの希望としては、ニュースを見たいのだけれど、子供たちはテレビの方に釘付けになって、食事が遅れるし、姿勢も悪くなる。学校や幼稚園での出来事を聞き出すにもテレビは消えていてくれた方がいい。食事中にテレビを消すことのメリットは大きいのである。

結局サッカーに夢中になったのは親ばかりで、ハナから無理とは思っていたが、一家でサッカーをテレビ観戦というとうさんの野望はあっという間に頓挫してしまった。結局、試合はもつれて延長戦となり、PK戦で決着となった。子供たちはもうおねん寝の時間。試合結果 はご存じの通りである。

(注1)筋肉番付のこと。TBS系土曜夜7時から。古館伊知郎氏の実況放送が聴ける、貴重な番組。