パワーポイントを見直す:2004-06-29 (pt.1)

 先日来、講習会の講師のようなことをやって、そのために資料をつくっていた。75分間の講習を4コマ。初めのうち、Keynoteを使っていた。実は、同じ講習会のために、昨年度作ったHTMLのウエブページが下書きになっている。ウエブブラウザとパワーポイント、(もしくはKeynote)のどちらがプレゼンテーション用途に向いているかは、一概には云えない。去年はあらかたをウエブブラウザを使って、最後のコマの一部に、当時ようやく手に入れたkeynoteによる資料提示を取り入れたところ、かなり好評だったので、今年は全部そっちでやってみようと思ったのだ。しかし、結局Keynote利用は断念。次期アップグレードで大幅な機能の改善を望む、と云うことで、途中からPowerPoint(ver. x)に乗り換えた。 反面教師のKeynoteのお陰で、私はPowerPointを効率よく利用する方法をかなり理解できた。まだ分かっていない部分もあるが、反面教師のお陰で、私のPowerPointの評価が大幅に上昇した。

何しろ、PowerPointはHTMLファイルを読み込むことが出来るアウトライン編集がKeynoteよりかなり充実しているのだ。もちろん、互換性云々のレベルではないが、反面教師は、HTMLを取り込もうと思ったら、1行ずつコピペである。しかも、お節介なことに、ブラウザの画面上のスタイルシートの設定をそのまま持ち越す。テキストとしてコピペにならない。Keynoteのメニューとして用意されていないはずの、フォントの背景色などがHTMLやCSSで設定されていると、そのままコピペである。私はPPのアウトライン表示を活用しつつ、取り込んだHTMLを整理整頓し、それなりのパワーポイントプレゼンテーションを作り上げたと云うわけ。