札幌出張:2005-05-01

二泊三日で、札幌出張へ。プレゼンテーション資料(今回は、大判ポスター)を作製し、持参。ポスターは、幅90センチ、高さ180センチのボードに収まるように。今回、初めてポスター原稿作製にパワーポイントを利用した。(いままで、この目的にはアップルワークスのドロー書類を利用していた)

パワーポイントでポスターを作るやり方は二通り。即ち、スライドショウ形式の複数のコマとして作製し、各コマをA4横向きサイズでボード上に並べる方法と、全てのコンテンツを大判一コマにレイアウトする方法。大判作製は、パワーポイントを完全なレイアウトのの道具として利用し、大判プリンタと組み合わせる。パワーポイント(マックバージョン)で大判プリンタを使う場合、用紙サイズに制限があり、最大142センチ四方までとなる。今回のボードのは高さ180センチ、幅90センチであるが、全面使う必要はなく、寧ろボードの下の方は見づらいので余白とするので実用上は十分である。

職場の大判プリンタを使い、一こまポスターを作製したが、会場に並んでいるポスターを見ると、A4コマ分割ポスターが圧倒的に優勢。大判プリンタ利用は少数派であった、それぞれの長所を纏める。

A4分割ポスター
スライドショウをそのまま利用できるので、作製の手間が少ない。
ポスターの持ち運びが楽。
大判プリンターが要らない。
部分的な修正をやりやすい。
会場で、レイアウトをアレンジ可能。
一コマ大判ポスター
貼り付けたり、撤去したりするのが楽。
予め、構成をきちんと決めることが出来る。
A4横サイズに拘束されないので、柔軟なアレンジが可能。
見栄えがよい。

一こま大判ポスターは、ズームアウトしてレイアウトを作っていくので、大きなモニタとCPUパワーが必要となる。パワーポイントとアップルワークスの操作性に、たいした差は感じない。パワーポイントで作製したベースになるプレゼンテーションのファイルがあるのなら、パワーポイントを使って一コマ大判に再アレンジしたらよいと思う。複雑な図形を描くのなら、Freehandのようなソフトをもう一つ組み合わせるべきだろう。