修正:11/3/04履歴関連ページホーム

万博記念公園について

太陽の塔のお腹

現代の顔、今でこそ分かる、岡本太郎の芸術

太陽の塔の頭

未来の顔 裏側には過去の顔があるはずです

アーちゃんが外泊になって、どこかでのんびりしようということになりましたので、万博公園に行くことにしました。 アーちゃんの病室の窓から、太陽の塔が見えます。本物を間近に見せてあげようという企画です。

1970年、高度経済成長真っ盛りの日本で、初めての万国博覧会が大阪の北部、吹田市で開かれました。 その会場からパビリオンなどが撤去され、跡地が公園として整備されました。 一周が約5キロの万博周回道路の内側が公園になっており、周辺には、万博記念球技場(ガンバ大阪のホーム)国立民俗学博物館、大阪大学医学部や、住宅展示場などもあります。 中国自動車道、名神自動車道、新御堂筋から中央環状線と、車の便はきわめて良好です。 駐車場も通常は充分あります。最近になって、大阪モノレール(大阪空港から中央環状線沿いに門真市まで)が開業し、交通の便は大変よくなりました。 万博当時を偲ばせるものは、なんと言っても太陽の塔。今でもとても目立ちます。それからエキスポランド。 美しい芝生と、四季折々の花が咲き、大阪北部の市民の憩いの場になっています。

わが家から万博公園は、国道171号線を京都方面に向かい直進。 池田市(大阪府)から 中央環状線に入って、門真市方面に向かうと、じきに万博周回道路に入ることが出来ます。 所要時間はせいぜい40分ほど。もっと急ぎたいのであれば、名神高速西宮から吹田まで(800円)が楽チンで早いです。 一周約5キロの周回道路沿いに、西、東、南と三カ所の駐車場。周回道路の内側に中央駐車場があります。 目的地によって、止める場所を選ばないと、車を降りてからかなり歩くことになります。 私たちの目的は子供の遊具があるところなのですが、それがどこなのか分かりません。 とりあえず、中央駐車場に車を入れることにしました。駐車料金は一日で千円。ちょっと高いかな、、、  あとで分かったんですが、中央駐車場はエキスポランドのための駐車場だったようです。 ちなみに南駐車場は住宅展示場のため、東は万博球技場が近いです。 中央環状線を歩道橋で越えて、万博記念公園に入りました。入場料は大人250円、、子供70円。ただはいるだけで、お金が掛かるのです。 正面に太陽の塔が見えます。芝生や、花壇がよく整備されていて、きれいです。

 遊具をひとつだけ発見

遊具

遊具のほぼ全景。

ナミンチ

ステージの上下を梯子で上り下りして立体的に遊べるようになっています。

タンタン

赤ん坊は必ず大人の付き添いが必要。

芝生の中をみんなで歩いていきました。本当にきれいな芝です。日射しが強くてちょっと大変。 かなり歩いて、公園の西の隅に遊具を発見しました。本当にこれ一つだけだったようです。ここを目的地にするなら、西駐車場がおすすめです。 広い芝生の隅っこに、ありました。陽を遮るようなものが何もないので、帽子は必須。 ベンチがありますので、お弁当を広げるのにいいかもしれませんが、遊具自体は小学生以上向きと思います。 よちよち歩きの子供には、転落の危険もあり、親は目を離せないと思う。

右側の隙間には網が張ってあります後ろの方に見える黄色い塔の中を上れるようになっています。 但し、大人が入ると狭くて苦労します。 中: 下:

写真には写っていませんが、小さな滑り台もあります。小学生以上の子供たちが、大勢で遊ぶことを前提に造ってあるように感じました。 幼稚園以下の子供に親が付き添って遊ぶのでは、すぐに飽きてしまうかもしれません。しばらく遊んで、遊具を後にしました。

とにかく暑い

遊具の上で記念撮影

なかなか揃わず、苦労して撮った写真です

芝生

遊具から公園の芝生、手前にベンチ、遠くに太陽の塔が見えます。

当日はとても蒸し暑い一日で、公園の中を歩き回るだけで、随分くたびれたのです。 子供たちは、芝生の中を歩いているときに見つけた小川で遊びたいと言い出しました。 駐車場をめざしながら、公園の中を歩いて、途中で河原に降りようかと思っていました。 川にさしかかったときに、「自然観察学習館」が見えました。冷房が効いていそうなので、一休みしようということになり、中にはいることにしました。

自然観察学習館で一休み

アゲハチョウ

自然観察学習館の前の花壇にいたアゲハチョウ

集合写真

お疲れさん。写真を一枚

自然観察学習館の中は、万博公園の色々な生き物(昆虫、植物が主ですが)を、標本や実物の展示で解説しています。 水槽が並んでいて、生きているカエルや小魚なども展示中です。本棚に色々な理科の学習書が並んでいて、椅子に座って勉強できるようになっています。 標本も面白いし、並んでいる本も充実しています。冷房も効いていて、椅子に腰掛けることも出来ます。結構な穴場を発見した気分。 子供たちは水槽ののかの生き物たちは、ガラスケースの中の標本に興味津々。楽しんだようです。 万博公園の歴史を紹介するパネルの展示もあり、興味深かったです。 自然観察学習館の周りには花壇や、池があって、花壇にはアゲハチョウ、池には鯉が泳いでいました。 鯉にエサをやってエリポン大喜び。アーちゃんが病院に戻るのに、川遊びのヒマは無くなってしまいました。 子供たちの体力を考えても、丁度よかったのかもしれません。そのまま駐車場に戻り、公園を後にしました。

広くてきれいで、花見の時期を外せば空いていますし、万博公園は穴場です。

子供の遊具が少ないので、縄跳びやボールなど、自前で遊ぶ道具を用意しておけばいいと思います。 広いですから、駐車場はきちんと選びましょう。全体を歩くには、3度くらいは行かないとならないと思います。また行きましょう!

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