ドラゴンランド、通称ドラゴン公園について

兵庫県川西市は兵庫県の東端。猪名川を挟んで池田市の向かい側になります。ドラゴン公園は、阪神高速道路池田線の延長部分を作る際に、沿線住民といろいろな話し合いがもたれて、高架の下を公園として活用しようということで作られたそうです。

川西市は龍にゆかりがあるところだそうで、高速道路を龍に見立て、龍を模した巨大な遊具を設置し、公園として整備されました。青龍と白竜、二匹合わせて全長130メートルとか。遊び応え十分です。

立地条件・アクセスなど

兵庫県川西市、阪神高速道路の延伸部分ということになります。猪名川沿い、堤防をはさんで川べりと堤防の外側、高速道路側それぞれが整備されています。駐車場がありますが、台数が少なく、日曜日などは行列が出来るのは間違いありません。そのようなときは周辺道路の駐車違反はかなり厳しく取り締まられます。路上駐車は止めた方がいいです。車を利用する場合は、朝早くに出かけるか、もしくは阪急川西能勢口周辺の駐車場に車を置いて、そこから歩いた方がいいと思います。

電車利用の場合は、阪急宝塚線・川西能勢口駅が最寄りとなります。徒歩10分くらいと思います。

阪神高速池田線延長部 猪名川上流方面、五月山を望む 公園見取り図
  1. 河川敷から下流側(南)
  2. 堤防の上から上流側。五月山が見える。右が猪名川です。
  3. 案内板。細長いので分割表示です。本当はドラゴンランドという名前です。

遊具(道路側)

高速道路高架下は舗装され、青と白、二つの龍を模した遊具がメインです。龍の胴体の部分を抜けていく間に、様々な障害物があり、途中何カ所かに、龍の脚のように滑り台が設置してあります。転落の恐れはないと思いますが、幼稚園以下の子供は付き添いが必要です。大きいし広いし、かなり楽しめます。但し、子供が中で転ぶなどして泣き出すと、外からでは助け起こすことが出来ません。小さい子供には親がついてゆく覚悟が必要です。徹底的につきあおうと思ったら、かなりハードな一日になることでしょう。幼稚園年長を過ぎれば、付き添わなくても大丈夫だと思います。

高架下ということで、雨に濡れないのも良いところかもしれません。奥の方にスペースがあるので、ローラーブレードやスケートボードなどを楽しむことも出来そうです。

龍の脇にトイレや水飲み場も完備しています。

白竜の入り口 白竜の尻尾と青龍の頭 滑り台 タンタンには少々難しい 360度ターン
  1. 白竜の入り口
  2. 青龍の頭
  3. 滑り台
  4. 障害物
  5. 宙返り、遊びごたえあり

河川敷も楽しもう

堤防の内側や河川敷では、バーベキューを楽しむ家族連れが大勢います。但し、流し場などの施設はありません。きちんとゴミなどを持ち帰る必要があります。川べりまで降りて、水遊びをしたり、小魚や貝を探すことも出来ます。堤防には季節の草花がいろいろ。夏になれば昆虫採集も出来そう。

堤防で遊ぶ レンゲ
  1. 堤防で遊ぶタンタン
  2. 季節の野草もいろいろ

なかなか良いところです。眺めもいいし、阪急電車の鉄橋が見えますので、電車好きの子供が喜ぶと思います。いろいろな遊び方が出来ると思います。駐車場が狭いのがネックです。土地はあるのだからもう少し大きな駐車場にしたら良かったのに。

水辺の事故には十分ご注意を。

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