お花見に間に合う

北海道におよそ一週間滞在していました。

出発の時に、2〜5分咲の桜並木を歩いて、阪急夙川駅に向かい、戻ってきた頃には散っているかと思っていたら、なんとか間に合いましたので、日曜日にピクニックを兼ねて、夙川公園に花見に出かけました。

ホットケーキで朝ご飯

日曜日は、トウサンが例のホットケーキで朝ご飯を用意しました。自慢げですが、まだ二度目であります。その間にカアサンはご飯を炊いて、お弁当の準備です。おにぎりは、ナミンチとヨウカラが楽しそうに握ってくれました。中身は梅干しと、塩昆布。
おかずは、ミートボール、ウィンナとピーマンとキノコの炒め物、など。水筒二つに麦茶を満たして出発です。トウサンはカメラの準備、カアサンは敷物を用意しました。

さて、出発

荷車のかわりに乳母車を押して出かけました。

香枦園周辺の夙川公園もかなり賑わっています。この辺は、阪神香枦園駅から流れてきた人たちが陣取っています。私たちは夙川沿いに北へ向かいました。子供たちは出発前からテンションが高くて、とても目的地まで体力が持ちそうにありません。子供たちがへばると、親が苦労することになるので、とりあえず、電車に乗り、甲陽園線で行けるところまで行って、帰り道に桜見物をしようかということになりました。阪急夙川から苦楽園まで一駅。大人150円子供は80円です。(苦楽園、不思議な名前の駅ですね)

苦楽園から、夙川にかけては、屋台がずらりと並び、大変な人混みであります。桜の密度もかなり高く、花見のパラダイス。苦楽園駅で降りてから夙川を渡り、さらに上流に向かって歩き出しました。目的地は、一応去年某英会話学校のハロゥインパーティが開かれた河原であります。

色づいたつぼみ 二分咲き梢 つぼみばかり ほぼ満開
  1. 3月22日のつぼみ
  2. 4月1日、出発の日です
  3. メジロ
  4. 4月1日
  5. 4月8日

お弁当、探険ごっこ

歩を進めるに従い、桜の木の密度が下がり、宴会の規模が小さくなっていきます。少し開けた河原で、お弁当を開くことにしました。この辺は花見と言うより休日を楽しむ親子連れが大勢います。日差しが強く、暑いくらいの陽気だったので、木陰を選びました。お弁当はおいしかった。子供たちも沢山食べました。

お弁当の後は、桜そっちのけで、夙川を石づたいに渡って、探検ごっこのようなことをしました。川の流れは緩やかで、浅いところが多いので、それほど危険な感じはありません。ただ、おそらくは家庭排水の混入による水質の悪化の影響か、川底は苔だらけで、かなり汚いです。去年はもっときれいだったと思いますが、、、、

お弁当を開いたところ桜吹雪
  1. 探検ごっこの河原です
  2. 夙川の水面にただよう桜。映っているのと、流れているものと・・・

夙川沿いを歩いて帰る

こどもたちが疲れてきたようなので(親もかなりきつかったのですが)引き上げることにしました。川沿いを歩いて帰るわけです。赤ん坊は乳母車の上、エリポンはトウサンだっことカアサンおんぶの交替で、一行は進みます。

苦楽園から南側は大混雑。本来なら子供向けの遊具、(ブランコや滑り台など)があって、子供たちは寄り道する帰満々だったのですが、それどころではありません。怪しげな屋台、ビニールシート、バーベキューコンロ、、ゴミの山。乳母車はかなり動きにくいです。こどもたちが途中でトイレに行きたがり、公園の公衆トイレの行列に並ぶ羽目になりました。すごい行列です。この人込みに比べたら、香枦園あたりは実に平和な風景であります。

阪急神戸線の高架をくぐるところは歩道が狭くて、乳母車を押すのは大変です。阪急夙川駅でペットボトルを買って、のどを潤しました(お茶はとうに無くなっていたので)。夙川駅は臨時切符売り場が出るほどの混雑でありました。

ここから自宅まではせいぜい15分程。阪急の南側は人混みも先ほどに比べたらどうということはありません。最後に、ウチの近所の夙川公園でいつもの遊具で遊んでから家に戻りました。むしろ暑いくらいの陽気。桜吹雪の中を歩いていて、出かけに見た桜の景色が、帰り際にはかなり変わっていました。もう、今年のお花見はおしまいでしょう。

 

お花見メモ

お弁当を開いたところ
  1. 2007年4月1日撮影。市立図書館脇。

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