このページのもくじ

  1. iTunes4.1・QuickTime6.4アップデータ
  2. 大判ポスター
  3. 講演とパソコン
  4. パソコン講演の実際
  5. 現在は過渡期
  6. ウイルス対策の実際
  7. アンテナを作った

学会で感じたこと。もう少し、色々と書こうと思います。

iTunes4.1・QuickTime6.4アップデータ

その前に、アップデータのお知らせ。iTunesのバージョンが4.1になりました。アップデータのサイズは6.2MB。ウインドウズ版のiTunes登場に合わせ、ウインドウズとのデータ互換性などが主な変更点のようです。QuickTime6.2の方は、たくさんのオーティオや性能の改良が行われていますとのこと。何かいい加減ですが、アップデータは19.8MBです。ともに、ソフトウエアアップデート経由で手に入ります。

そういえば、iTunes for Windowsが登場したとのこと。

無料でダウンロードできるようです。お金があれば、iPodにはいくらか興味があります。ウインドウズユーザーをアップルサイトに連れてくる効果は見込めるかも。iPodを売ろうという作戦なのかなぁ、、、

大判ポスター

会場となったパシフィコ横浜は、広大な敷地。普通の体育館が4つくらい収まりそうなスペースのおおよそ半分くらいにボードが並び、数百のポスターが展示されます。私も以前はA4サイズの用紙にインクジェットプリンタで打ち出し、色画用紙に貼り付けて、画鋲でボードに留めていました。一昨年、職場のパソコン室に大判プリンターが入り、去年から利用し始めました。大判プリンタは、基本的には一般的な高解像度インクジェットプリンタのとても大きなものを想像してもらえばいいと思います。

大判のプリンタを用いるメリットは、プレゼンテーション全体をオーガナイズ出来る(し易い)ことです。従来のA4ベースでは、A4の用紙サイズがひとつの単位になり、細切れとなります。大判ポスターでは、全体の流れを反映させ、強調したいところを大きく目立つように、というようなことが容易くできる。というか、最初からそれを意識して全体を作ることになります。これは大きなメリット。

逆に、デメリットとしては、一旦作ると修正が出来ないこと。そして、それ以上に、作る側のセンスが要求されること。一括でプリントアウトするので、全てが同じクオリティになる。つまり文字は読めればよいわけで、写真資料は高いクオリティが要求されます。コスト面の問題もあり、結局はそこそこのレベルに合わせることになります。これは良いような悪いような。ポスターの場合、遠目に見るだけではありませんので、部分的にはマット紙のインクジェットの画質が十分でないことはあり得ます。また、再利用がほとんど出来ず、使い捨てになることは、おそらくデメリットと云って良いのではないかと思う。

自分で使ってみて、またA4ポスターに戻りたいとはとうてい思えないし、数年後には完全に大判ポスターが主流になると思う。背景に色を塗ったり、色とりどりの枠で囲ったり、なんだか見苦しいポスターも散見されました。全体の配置を十分に意識した上で、必要最小限の装飾を施す。そして、発表内容もつストーリーを忠実に再現するようなポスター作りが求められます。ポスターそのものよりも、内容が印象に残る様に、十分に注意を払うべきでしょう、と、言うは易く行うは難し。とにかく、地味に、地味に、自信がないのなら。

講演とパソコン

今回の会議はとても規模が大きく、おそらく4日間で千を超える講演演題が出ていたと思います。昨年までは、液晶プロジェクターに加えて、フォトスライド、そしてOHPも利用可能でしたが、今年から、原則的に液晶プロジェクタとパソコン利用のみとなりました。以前は、いざというときのためにスライドを用意しておけ、などと言われましたが、もうその手間を払う必要はありません。

パソコン利用の講演のための安全策については、以前にも書いています。今回は、どうもパワーブックの動作が不安定、というか、全く信用できないという状況でした。とにかく、やばいと思ったらさっさと誰かにパソコンを借りて、乗り切ろうという作戦。安全策としては、クリップドライブとCDロムにデータをバックアップするということのみ。要するに、後は運を天に任せるということ。起動しない場合には、前の演者のパソコンを借りようと、一応お願いはしておきました。

会場で見た限り、マック率は4割ほど。そのうちOSX利用は2割程度という感じ。何ともはや。スイッチが必要なのはマックユーザー自身です。使われているハードは、パワーブックG4と白いiBOOKがほとんどですから、OSXを敢えて使わない人がほとんどだと思います。4割のマック率は、そんなものかな、という印象ですが、数年前なら圧倒的にマックだったと思われ、ここでもシェアの低下は憂慮すべき状況と思います。

パソコン講演の実際

演者は数演題前にパソコンを起動させて会場に入り、前の方に進み出ます。演題の脇に係員が居て、起動させたパソコンを繋ぎ、接続を確認。後は自分の順番を待ちます。講演が終わったら演者は自分のパソコンを持って演台を降り、次の演者が係員からパソコンを受け取って演台に上がるという寸法。それぞれのパソコンにはモニタのケーブルがつながっていて、絡みそうで端から見ると極めて能率が悪いというか、段取りが悪いというか、何とかならないか、という気分になります。他の演者が講演している脇で、ごそごそとパソコンの接続を確認するのは、はっきり言って邪魔です。私は運良く途中で止まることもなく、無事に終えましたが、中にはいきなりフリーズし再起動が一例。時間厳守が原則ですので、困ったものです。因みに、フリーズしたのはiBook+OS9.2+PowerPoint2001の組み合わせ。それが悪いと言うつもりはありませんが、スライドショウモードに入れる段階で、腕時計が回っている状況でしたので、起動時に何かトラブルがあったのだと思います。演者は使い方を心得ておらず、ファーストエイドが起動ディスクの検証を始めても、じっと待っていたり。ある程度トラブルに対応できる係員が待機している必要があるのかも。

現在は過渡期

演者がそれぞれにパソコンを持ち寄る今の状況は、過渡期にあると思います。広いパシフィコ横浜で、パソコンをしょって歩くのも楽ではありません。こういったトラブルへの対応も、各々の演者任せですが、スケジュールの都合を考えると、そうも云っていられないと思うし。

数年後の姿として、むしろ、個人のパソコンの持ち込みは禁止され、主催者側がパソコンを用意し、演者は会場の後ろの方でUSB接続のメモリを係員に手渡す、という形になると思う。あるいは、ブロードバンド時代に対応するとすれば、予め、主催者側が用意したサーバーにデータをアップロードしておき、ネットを通じてデータを会場に落として講演という形に進むかもしれない。今のやり方はあまりに馬鹿げている。

会場ではエプソンが液晶プロジェクタを提供しており、別室で接続相談もしていました。今のところ、4割のシェアを持つアップルが、ブースを出さないのは、大変もったいない話。マックユーザーはアップル提供のパソコンを利用できるので、メモリを持ち込めばOKなんてことになれば、これは大きなメリットになるはず。来年はマックを使おうか、という人も出てくるのではないかという気がする。何しろ、ほとんどの演者はパワーポイント、ちょっと気を利かせれば、ウインドウズユーザーの取り込みだって出来そうに思うのだけれど。

もちろん、講演の直前まで、データをいじくり回す人には、パソコン持ち歩きのメリットもある訳なんですけれど。

ウイルス対策の実際

話は変わります。他山の石収集ってわけですが、ウインドウズパソコンがウイルスに侵された場合、どうしたらよいか(どうなるか)後学のために、かなり実際的なお話を紹介しておきます。私の父もウインドウズユーザー。こういったことにはほとんど関心がないようなので、一応リンクしておきます。読んでね。(適宜覚書:10/19(日)楽勝な週末の筈だった )。他人事と思っていられるうちが花。

アンテナを作った

先日、アンテナについての意見に、ご返事をいただきました。(適宜覚書:10/14(火)アンテナ考 )かなり具体的に、アンテナオーナーがどのようにアンテナを活用しているか、解説してくださっています。うーむ。なるほど。というわけで、私もアンテナを作ることにしました。なんだか良くわからないうちに、とりあえずアンテナオーナーに。とりあえず、おやこニュースの新着情報に使えそうですので、トップページからリンクすることにしました。色々な設定が出来ます。また、オーナーは「詳細」画面で、そのサイトを訪問せずに更新内容を読めることを知りました。なるほどー。

しかし、いざ活用しようと思うと、私の常々活用しているサイトのほとんどが他のアンテナ経由で知ったサイト。自分のアンテナに加えるより、他人のアンテナ使わせてもらった方がとりあえずラクチンという罠。友達の少ない私。

こんなところです。