このページのもくじ

  1. セキュリティアップデートなど
  2. チャットとは?
  3. 読みやすさ・アクセッシビリティ
  4. 最近受け取ったメールから

仕事の方が混み合っている。なかなか大変な年度末。

セキュリティアップデートなど

Java関係のセキュリティフィックス。私には何のことか分かりませんが、ソフトウエアアップデート経由でアップデータを適用しました。対象は、全てのマックユーザーとのことです。

Security Update 2005-002 により、多くのセキュリティ面の強化が行われます。すべての Macintosh ユーザの方にこのアップデートを推奨します。次の箇所のアップデートが含まれています:

このアップデートの詳細については、こちらを参照してください: http://www.info.apple.com/kbnum/n61798-ja

つづきまして、セキュリティアップデートの撤回のお話し。Mozilla Firefoxのアップデータですが、妙なことになっています。

Firefox 1.0 のアップデート版リリースについて
Firefox 1.0 のセキュリティアップデートとしてリリースされた Firefox 1.0.1 に不具合が見つかり、現在 Mozilla Foundation にて修正版を準備中です。Mozilla Japan からはその修正版を日本語化してリリースする予定です。1.0.1 の日本語版はリリースいたしません。ご迷惑をおかけいたしますが、日本語版のリリースまで今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。

http://www.mozilla-japan.org/

2月24日付けの情報(下記)はキャンセルと云うことだろう。

Firefox のアップデートが利用可能に
Mozilla Firefox 1.0.1 がリリースされました (プレスリリース)。Windows、Mac OS X そして Linux 向けに、mozilla.org から無料でダウンロードできます。Firefox 1.0.1 には安定性を増すための改良とセキュリティ修正が施されています。 【訳注: 日本語版につきましては、現在 3 月上旬のリリースを目指して作業を進めております。今しばらくお待ちください。】

http://www.mozilla-japan.org/news.html#20050224

詳細を理解していないので、とりあえずお知らせのみ。少々混乱しているらしい。続報に注目して下さい。

チャットとは?

ある時期、私自身が熱中したことがある。なかなかすごいものだと思う。他に代わるものが見つからない。実際には見も知らぬ赤の他人が、深夜2時に(バーチャルとはいえ)ひとつの部屋で語り合う。そういう関係になるために、オーセンティックには、かなりの時間と相互理解が必要なはず。ネットでは、フォント上のおつきあいで、ちょっと面白そうという興味本位でその関係にたどり着く。

ただし、当然のことながら、あくまでバーチャルであるという認識は必要で、その先、すなわちオンラインで関わりを持つことは、不特定多数が参加しているという点で危険が大きい。活字のみで自己表現することは大変困難なことで、逆に、相手の考えていることなど、知りようもないことを自覚するべきだ。

北海道で、大学生がチャットで知り合った小学生をオフ会に誘い事件を起こし逮捕された。容疑は、「わいせつ目的誘拐と強姦の疑い」とのことで、極めて重罪である。各紙で取り上げられていたのだが、さて、チャットとは?

産経Web
チャット(ネット上の筆談)機能
Asahi com
電子会話システム
読売Online
会話を書き込めるコーナー
北海道新聞社
文字を通じて会話する「チャット」
毎日
チャット(説明無し。チャットはチャットだ。他に何か?)

というわけで、産経のネット上の筆談というのが、もっとも印象に残った。筆談か。チャットがなんだかわからない人に理解できたのかしら?会話を書き込めるコーナー(読売)って云うのもどうかと思うが。

まぁ、優しそうなおじさんや、軽そうな女性を装うことは簡単。ネット上の面白そうなものはおおむねインチキである。まずは疑え、と、子供たちには指導するべきでしょうねぇ。詰まらん人間に育ちそうだが、仕方がないというか、それが現実だから。

読みやすさ・アクセッシビリティ

若者も小さい文字が嫌い?(水無月ばけらのえび日記・2005-02-25)経由。Jakob Nielsen博士のAlertbox・「ティーンエージャーのためのウェブサイト・ユーザビリティ」より。

細かい文字はよく問題を起こし、ネガティブなコメントをリサーチ中のティーンエージャーが言う原因になった。ほとんどのティーンエージャーは十分よい視力をもってはいるのだが、彼らは細かい文字に注意を払うには、移動が速過ぎ、簡単に気を散らしてしまうのだ。

読みやすさは、私がもっとも重視するところ。私がアンテナで把握しているサイトの中にも、フォントの小さいところが多い。実際には、フォントサイズのみならず、配色(フォントと背景)の方が、より深刻な問題を含む。何故かよく知らないが、はてなダイアリの既製テンプレートのほとんどはフォントが小さめである。フォントが小さいだけなら、コマンド(+)でフォントのサイズを調節したらよいのだが、幅固定のテーブルレイアウトなどでは、極めて読みづらいことになる。また、ブログページの多くは、カラム構成で、「最近のエントリ」やら「コメント」やらを並べていて、フォントサイズを調節するると、著しくレイアウトが崩れることがある。配色の問題に関しては、フォントサイズをいじっても解決しないので、そういった場合は、Firefoxの「表示」メニューから、「スタイルシートを利用しない」を選ぶ。大抵は、これで大変読みやすくなる。自分の所はどうなんだと聞かれると、勿論、スタイルシート外した方が見やすいと思います。

もう一つ、このごろセキュリティ上の問題を配慮して、ブラウザのクッキー受け入れをいちいち確認する設定で使っている。クッキーの目的ははアクセス解析の為だったり、いろいろらしい。私には良くわかんないけど、大抵はお節介だったり、はた迷惑だったり、ご協力願っていたり。

商用のサイトの場合はほとんどが、広告関係のようだ。広告にどうしてクッキーがいるのか、私にはさっぱりわかんないけど。サイトの責任者は、一度クッキーの警告画面が如何に邪魔なものか、自身で体験してみると宜しいと思う。

参考:結城浩の日記2005-02-17:アクセス解析ツール

最近受け取ったメールから

飛行機をよく利用する。JALマイレージバンクの会員になっている。JALお知らせのメールが時々届くが、読まずに捨てている。先日、「重要・画像付きメール (HTMLメール)お届けのお知らせ」とと題するメールが届いた。今後、JALマイレージバンクのお知らせメールがHTMLメールとなる、ということらしい。迷惑なので止めて欲しいと思う。私は、メールソフトは画像を読み込まない設定で使っており、画像付きメールは判読が難しい。

案内メールの文面によると、

● HTMLメールとは ●

文字だけでなく、写真や画像、イラストなどをご覧いただけるメールです。JALグループ国内線や国際線のお得な運賃情報や、様々なボーナスマイル情報、期間限定のキャンペーン情報など、画像を表示することで、文字だけではわかりづらかった情報を、わかりやすくお伝えすることができます。

ということだ。HTMLメールを希望しない人は手続きが必要と云うこと。なんだか、発想が逆のような気がする。手続きページのアドレスが書き込んであり、テキストメール受信の登録をすることになっている。とりあえず、そのページを見てみることにして、メール文面のアンカーをクリックしたら、、、いきなり

テキストでの受信申し込みを完了しました

という画面が現れた。何か小細工をしているに違いない。ウエブページを開くだけで、メール送信先のアドレスやら何やらがわかる仕組みになっているらしい。

よく見ると、「テキストメール受信登録URL」には、JALのアドレスに続いて、「?」以下に12ケタの数字が並んでいる。これで顧客情報を管理しているのだろう。ということは、この12ケタの数字に適当な数を当て嵌めると別人に成りすますことが出来るのではないだろうか。

一番適切な手続きは、「メールニュース配信中止」の申し込みだったのかもしれない。記事を許可無く転載することを禁ずる、という一文がある。なんか、どうも。私はいけないことをしているのでしょうか?

それから、マクロメディアから案内メール。「アップグレードポリシーの変更」の案内である。以前にもポリシー変更があった。商売上の事情で、次々と契約内容を変えるっていうのはいかがなものか。どうやら、エデュケーション版を購入している学生さんに、卒業後も使い続けて欲しい、という発想らしい。ということは、そろそろ新バージョンが出るということかもしれない。毎年数万円を払っていられないという気分なのだが。有料アップグレードは二年に一度くらいにしてもらえないものか。

マクロメディアのサイトは読みやすさと言う意味でのアクセッシビリティは最悪。「スタイルシートを使用しない」が、必須のページである。