このページのもくじ

  1. OSX 10.4まもなく登場
  2. 壊れ掛けているもの
  3. DVDマルチドライブとTOAST 6 TITANIUM
  4. バックアップの重要性を改めて
  5. 閲覧者たちとWeb管理者の関係(一部追記)
  6. Mac OSXアップデート10.3.9ほか多数(追記)(さらに追記04-18)

春ですねぇ。職場の中で部屋を移り、見晴らしの良い窓際席を手に入れました。

OSX 10.4まもなく登場

新OSの発売予定がアナウンスされました。4月29日とのこと。いくつかの新機能、アップルは200以上といっていますが、には、私はさほど興味がないのです。Mail、QuickTimeなど、実際に私が使うソフトウエアのアップグレードの方に興味があります。セキュリティや、その先の旧バージョンのメンテナンスの問題を考え、私は積極的にアップグレードに踏み切る事にしています。問題は、私の環境がアップグレードの条件を満たすかどうか。現行のOSに比べて、動作が重くなっていないかどうか。OSX10.2以降のバージョンアップの際には、むしろ動作が軽快になったように感じました。

ちなみに、システム条件は、

http://www.apple.com/jp/macosx/upgrade/requirements.html

ちなみに、プロセッサアップグレードカードはサポートされません。とのこと。

Sonnet社から、tiger対応に関するアナウンスはまだ出ていませんが、そのうちに何とかしてくれることを期待しています。

購入以来5年半を経過した、私のPowerMac G4-400は、MacOS8.6から、何度目かのOSアップグレードを生き抜いて、その都度、アップルにお布施を払い続けてきました。他に選択肢があるならともかく、マックユーザーである以上、マックOSを使わざるを得ない訳で、OSのアップグレードは無料、もしくは実費のみにしてほしいと、ずっと言い続けてきましたし、今回も同様の主張をしておきます。

ただでさえ、割高なマックをほとんど定価で購入しているのです。何とかならないかなぁ、といったところで、どうにもならないのはわかっているのですが、無頓着なユーザーがいつまでも古いOSを使い続けることは、アップルにも、他のソフトウエア、ハードウエアのベンダーにとっても、好ましいことではないように思うのです。

アカデミック版(8800円)で、一般ユーザーよりは遙に恵まれているとは思っていますが。

壊れ掛けているもの

その、G4-400の調子が悪かった。起動時に、グレー画面からアップルロゴが出て、風車が廻り始める筈が、廻らない。しばらく待って、そのまま。やむを得ずリセットボタンを押す。一度で動き出すこともあるが、何度か繰り返すことも。結局立ち上がるのだが、どうもおかしいと思っていた。

ふと、気付くと、外付けのHDDが壊れていた。BUFFALO製、HD-160U2がUSBで繋いであり、パソコン本体と連動して電源が入る。電源は入り、ドライブの回転音は聞こえるが、アクセスランプが点きっぱなしになり、マウントされない。ドライブユーティリティでも認識されない。普段はケーブルを抜いてあり、必要に応じて繋いで使っていた。繋ぎっぱなしで抜くのを忘れていた。どうやら、この外付けドライブが不調で、起動時にトラブルの原因になっていたらしい。ドライブが壊れているのに気がつき、ケーブルを抜いたところ、スムーズに起動するようになった。バックアップ用のドライブだったのだが、この影響に関しては後述する。ドライブの方は、完全に壊れた。Dreamewaverが頻繁に落ちるのは、これとは関係ないらしい。

モニタがおかしい。三菱製の19インチCRTである。購入してから4年ほど。一度トラブルがあって修理にお金がかかった。私は、液晶よりCRTの方が好きである。疲れないし、解像度の設定に自由度が高い。子どもたちに使わせるのに、解像度の設定は重要なファクターである。また、自分自身にとって、細かいドットの液晶画面は、目が疲れる。パワーセーブでブラックアウトしているところから、再び表示させた時、グレーが緑色に滲む。しばらくするとにじみは収まってくるのだが、経験上、これはモニタが息絶える前兆とおもう。私は今まで随分モニタには苦労させられているのだ。

トラックボールが不調。職場のPowerBook用のTurboBallの方が、スクラップ寸前である。突然オフラインになる。物理的に、どこかの接触が悪いらしい。揺さぶると動き出したり出さなかったり。私の場合、トラックボールが使えないと非常に困る。包丁を使わずに料理をするようなものだ。TurboBallが手に馴染んでいるが、日本国内で市販されていない。代わりを考えておくべきだろう。

DVDマルチドライブとTOAST 6 TITANIUM

HDD&DVDビデオレコーダーの購入と同時にDVDマルチドライブ(Logitec LDHA165FU2/M)を購入した。一通り、全てのDVDメディアの書き込みと読み出しが可能である。ライティングソフトとして、TOAST 6 LITEが付属しており、 使ってみたのだが、いくつか不都合があり、TOAST 6 TITANIUMをRoxio shopで4月6日深夜にオンライン購入。logitecの優待販売である。翌日発送とのことであったが一週間ほどかかった。

LITEバージョンはビデオタイトルを一つしか書き込めない、という制限に加えて、バックグラウンドで書き込みが上手くいかない。

インストールは、フォルダをHDDにコピーするだけ。バージョンは6.0.3となっている。早速、DVDを焼いてみるが、何となくおかしい。ドライブにブランクディスクを挿入するとTOAST 6 LITEが立ち上がってしまうので、LITEっばージョンをアンインストールする必要があるらしいが、マニュアルには記載がない。

書き込みが終ると、検証がはじまるのだが、これが上手くいかない。ドライブの電源が落ちてしまう。すろと、TOASTがフリーズする。強制終了も受け付けない上に、OSの再起動が不可になり、これを解決するには、リセットするしかない。ROXIOのサポートページをみると、TOAST 6 TITANIUMのOSX10.3対応に関して、一覧表がある。

対応状況をみると、バージョン6.0.3で問題なさそうに思うが、3月10日付でアップデータ(6.0.9)が出ている。

具体的に、どのような問題点が解決されているかに関して記載はない。とりあえず、アップデータを入れ直した。ドライブの電源は落ちなくなったが、バックグラウンドで書き込むと、検証が正常におこなわれず、TOASTがフリーズする点は変わりがない。大変不満。私の環境のせいかもしれない。

バックアップの重要性を改めて

160GB分のデータが、HDDドライブとともに飛んでしまった。実は、何が失われたのか十分に把握できていない点が拙いのだ。はっきりしているのは、三年分のデジカメ画像データとフィルムスキャナで読み込んだ写真の画像データ。フィルムスキャナの方は、ネガがあるから何とかなるとして、デジカメの方は取り返しがつかない。

ヨドバシのデジカメ売り場に群がる人たちの数パーセントは、ハードディスクを飛ばしてデジカメデータを失う経験をするだろう。ご愁傷様である。クライシスは予告無く、突然にやってくる。デジタル怖い。

脅かされたが、幸いなことに、これらの画像データの全てが今回のアップグレードの際に増設した内蔵ドライブにコピーしてあった。幸運というか、危機一髪だった。丁度DVDマルチドライブを購入した所であるので、慌てて画像データのバックアップを取り始めた。間違えて購入したDVD+Rにデータを書き込んだところ、PowerBook内蔵のDVD-ROMドライブでは読み込めない事が判明。ややこしすぎる。

失われたデータの中に、OYAKONEWS開始当時からのバックアップが含まれていることを思い出した。これは取り返しがつかない。少々残念。

閲覧者たちとWeb管理者の関係

偶然、これに関することをいくつかDraftsの方に書き込んでいたので、ここにまとめなおすことにした。

Web管理者、閲覧者、その他の閲覧者、という、三つの立場を考えることが必要だ。管理者は、トラックバックにやコメントによって、有益な情報を得ることが出来るメリットがある。それらを公開するかどうかは慎重に考えるべきで、管理が及びにくいコンテンツをサイト内に設けることをリスクと認識するべきだ。リスクを背負って公開する意義は、その他の閲覧者に対するサービスのみだろう。

すてきなブログ、というか、日記を見つけた。アンテナに登録した。登録してから、ふと考える。邪魔しないように、遠くから見ていたい、そういう気分になった。日記を書いている人(Web管理者)は、アンテナで補足されたことに気付くだろう。アンテナに入れてから、しまった、と思う。私以外にもう一人、アンテナ補足している。どうせ、アクセスログが残る。しかし、「怪しいものではありません。あなたの文章がとてもすてきだと思ったのです。」と、挨拶したいような気分である。

閲覧者とWeb管理者を結びつける手段を考える。閲覧者の立場からは、ブックマークが一番簡単である。ローカルに保存したり、ブラウザ画面を印刷することも出来る。これらの行為そのものをWeb管理者は把握することが出来ない。(アクセスログにリファラのないログが残るのみである)

一歩進んで、アンテナ登録は。記事そのものより、寧ろ筆者に対し興味をもった場合で、この先しばらくの間、筆者の言論に注目していこうという意思を表明することを意味する。だから、アンテナに加える以上、オーナーと色々とやりとりをしたいと思う。しかし、私が思うようなかたちでやりとりするのは、それほど簡単なことではない。

所謂ブログツールは、コメント欄やトラックバックが用意されているから、記事の内容に対して、意見を持ったり、間違いに気付いたり、より詳しい情報を補足したり、支持を表明したり、時には、異議を唱えるときに、これらを利用することが出来る。

読者とブログオーナーの関係は「多対一」である。コメントにせよ、トラックバックにせよ、結果的に読者側の判断でブログのコンテンツとなり、他の読者の目にも触れる。私は、あくまでWeb管理人に対してコメントし、自分の記事を読んでもらいたいと思う。やりとりを公開するかどうかの判断は、オーナーにお任せしたい。

私は、コメント欄が賑やかなブログは好きじゃない。考えるほどに、コメント欄の使い方は難しい。他人の日記を読んでいるのだ。悩みやら、喜びやら、普段の一日がつづられる。それは苦悩の記録である。辛い、苦しい、嬉しい、詰まらない、と、つづられる日記の何と美しいことか。大勢の、あるいは、何人かの読者が、固唾をのんで見守っている。じっと、身じろぎもせずに読んでいる。コメントを寄せる前に、その、すばらしい日記とバランスが取れる文章が書けるかどうか、自問するべきだ。

読者は詰まらないコメントで、日記を汚すべきではない。見守ることを選んでほしい。他の読者はそうしている。

私は、アンテナに登録してあるサイトに何度かコメントやトラックバックをしたことがある。大抵はレスポンスがあり、考え方が、決定的に違うと思ったら、アンテナから削除する。相容れないと気付けば、それ以上読む必要はない。いちいち言い争っても仕方がない。コメントする気が起こらないようなサイトも、結局は削除することになる。

Draftsの方は、コメント機能を有効にしているが、コメント全削除を原則にしている。トラックバックも同じような理由で公開していないし、積極的にこちらから送ることも滅多にない。(たまに、その気になると送ることもある)メールアドレスが公開されている場合は、メールを利用するべきではないかと思う。

Mac OSXアップデート10.3.9ほか多数

この期に及んで、アップデータが出たことに、少々不可解な気分。とりあえず、ソフトウエアアップデートの注意書きを引用しておきます。

iDVDアップデート5.0.1
「iDVD 5.0.1」は、動作の安定性全般、および「iPhoto」のスライドショーや「iMovie HD」との互換性に関する問題を解決します。
3.9MB
iMovie HDアップデート5.0.2
iMovie HD 5.0.2 アップデートは、DV プロジェクトにおけるビデオとオーディオの同期に関する問題その他を解決します。含まれるものは次の通りです:
  • PALワイドスクリーンでのオーディオ
  • ビデオカメラのテープへのHDVの共有(書き出し)
  • HDV720p コンテンツとの同期
  • アナログ Passthrough を使用した DV ビデオカメラからのビデオの読み込み、またはライブビデオの録画
  • いくつかの A/D コンバータ(Analog-to-Digital Converter)との互換性
  • Hi8(ハイエイト、デジタル 8)デバイスを使用したビデオの取り込み
  • DV コンテンツに重ねたタイトルの配置
  • 保護されたコンテンツを含む「iPhoto」のスライドショーの再生
  • 速度調整をしたクリップを使う「iMovie 4」のプロジェクトを開く
このアップデートはすべてのユーザにお勧めします。
「iMovie HD 5.0.2」にアップデートするには、「iMovie HD 5.0」または「iMovie HD 5.0.1」が、インストールされたオリジナルの場所にある必要があります。
iMovie HD についての詳細は、次の Web サイトを参照してください:
6.7MB
iPhotoアップデート5.0.2
「iPhoto 5.0.2」は、iPhoto ブックのレイアウト、複数語での検索、iDVD スライドショーの統合、および G3 システムでのスライドショーと写真編集のパフォーマンスの問題を解決します。
6.7MB
Mac OSXアップデート10.3.9
10.3.9 アップデートにより、Mac OS X v10.3 "Panther" の互換性と信頼性の全体的な改良が行われます。
すべてのユーザの方にアップデートをお勧めします。
改良点
  • Mac と PC が混在するネットワークでのファイル共有機能、およびディレクトリサービスの信頼性
  • Mail、Safari、スティッキーズなどのアプリケーションの信頼性
  • 他社製アプリケーション、デバイスとの互換性
  • 以前に、単体で実施された最新のセキュリティアップデート
このアップデートの詳細については、こちらを参照してください
セキュリティ・アップデートの詳細については、こちらを参照してください

Hi8(ハイエイト、デジタル 8)デバイスを使用したビデオの取り込みというの全てのユーザーに、ということなので、ソフトウエアアップデート経由で実施いたしましたが、起動しなくなり、些か焦りました

状況としては、上に書いてあるようなことで、グレーアップルが表示された後、風車回転が始まらないというもの。リセットボタンを押すか、コンセントを抜く(お奨めしません)以外に回避策はありません。思うに、ACARD AEC6280Mの互換性の問題かもしれません。何度か再起動などやってみて、起動するようになりましたが、不可解。色々とサードパーティ製のパーツでアップグレードしている場合は、OSX10.4への移行も慎重に成らざるを得ません。

ついでにもうひとつ。

Mozilla Japan では 4 月 17 日、Firefox 1.0.3 の日本語版をリリースいたしました。前回のバージョン以降に発見されたセキュリティ問題の修正が含まれており、すべてのユーザにアップデートを推奨します。

とのことです。こちらの方も、インストールしましたが、特に問題はなさそうです。

(ここから追記:2005-04-18)

OSX10.3.9アップデータで、起動不能に陥ったのは私だけではない。私は、適当にやって、何となく問題を解決したつもりになっているが、たまの休日を潰して、原因の究明とシステム再インストールに取り組んだ方もいらっしゃる。(例えば、ありみかさとみ氏)仕事用パワーブックの方は、立ち上がらなくなると大変困るので、まずはデータのバックアップを取ったが、結局アップデートを躊躇している。起動不可になってから、私がやった適当なことをもう少し詳しく書いている(10.3.9アップデータにしてやられたが、休日は丸つぶれにならなかった件)。ご参考まで。

私自身の調子が、今ひとつ。壊れるようなことはないと思う。