読みやすさとアクセッシビリティ(2005-02-27)

若者も小さい文字が嫌い?(水無月ばけらのえび日記・2005-02-25)経由。Jakob Nielsen博士のAlertbox・「ティーンエージャーのためのウェブサイト・ユーザビリティ」より。

細かい文字はよく問題を起こし、ネガティブなコメントをリサーチ中のティーンエージャーが言う原因になった。ほとんどのティーンエージャーは十分よい視力をもってはいるのだが、彼らは細かい文字に注意を払うには、移動が速過ぎ、簡単に気を散らしてしまうのだ。

読みやすさは、私がもっとも重視するところ。私がアンテナで把握しているサイトの中にも、フォントの小さいところが多い。実際には、フォントサイズのみならず、配色(フォントと背景)の方が、より深刻な問題を含む。何故かよく知らないが、はてなダイアリの既製テンプレートのほとんどはフォントが小さめである。フォントが小さいだけなら、コマンド(+)でフォントのサイズを調節したらよいのだが、幅固定のテーブルレイアウトなどでは、極めて読みづらいことになる。また、ブログページの多くは、カラム構成で、「最近のエントリ」やら「コメント」やらを並べていて、フォントサイズを調節するると、著しくレイアウトが崩れることがある。配色の問題に関しては、フォントサイズをいじっても解決しないので、そういった場合は、Firefoxの「表示」メニューから、「スタイルシートを利用しない」を選ぶ。大抵は、これで大変読みやすくなる。自分の所はどうなんだと聞かれると、勿論、スタイルシート外した方が見やすいと思います。

もう一つ、このごろセキュリティ上の問題を配慮して、ブラウザのクッキー受け入れをいちいち確認する設定で使っている。クッキーの目的ははアクセス解析の為だったり、いろいろらしい。私には良くわかんないけど、大抵はお節介だったり、はた迷惑だったり、ご協力願っていたり。

商用のサイトの場合はほとんどが、広告関係のようだ。広告にどうしてクッキーがいるのか、私にはさっぱりわかんないけど。サイトの責任者は、一度クッキーの警告画面が如何に邪魔なものか、自身で体験してみると宜しいと思う。

参考:結城浩の日記2005-02-17:アクセス解析ツール