このページのもくじ

  1. SDカードを購入した
  2. ネットワークハードディスク
  3. 仕事に使うソフト
  4. アップデータなど
  5. リンクにご注意
  6. フレーム内リンク考

最近手に入れたいくつかのもの。

SDカードを購入した

以前から気になっていたデジカメのメモリを買い足すことにした。ミノルタのα7Dのメモリスロットはコンパクトフラッシュ用である。もう一つ持っているデジカメのミノルタのF-100はSDメモリカードである。Alfa7Dの方もアダプタを使ってSDカード(256MB)を、F-100の方は128MBを入れて使っていた。現在の設定では、どちらもおよそ100コマがリミットである。出かけると、日帰りでも途中で容量が気になる。週末の新聞折り込みの大手電器店のチラシやダイレクトメールでメモリの値段を見ていた。ずいぶん安くなってきた。そろそろか。

希望としては、一万円程度の出費で出来るだけ大きな容量。コンパクトフラッシュなら直接カメラに入れられる。SDカードはAlpha7Dではアダプタ経由となるものの、F-100でも使えるし、様々な家電製品にも使えるものが増えている。コンパクトフラッシュはその互換のマイクロドライブという選択肢もある。マイクロドライブは容量が大きい反面、消費電力が大きそうな気がするしメカニカルな故障が心配である。さて。

まず、この手のメモリカードの販売価格にはずいぶん幅がある。ヨドバシや大手量販店の広告に比べて、通販サイトの輸入物は大変安いのだ。たとえば、SDカードで見ると、で2GBの容量で150倍速(22.5MB/sec)の転送速度のものがおおよそ6千円程度。また、コンパクトフラッシュは容量4GBで値段が1万2千円ほど。これだけの容量があれば、マイクロドライブは必要ないだろう。

結局、2GBのSDカード二枚を、秋葉館の通販で購入した。4GBのコンパクトフラッシュとおおよそ同じ値段である。値段だけだともう少し安いところがあったが、クレジットカード決算の手軽さと、何度か利用している信用で選んだ。届いたので早速使っているが、撮影は問題ない。パソコンに取り込みに少々問題がある。コンパクトフラッシュのアダプタに収めたままなら大丈夫なのだが、アダプタから取り出してSDカードとしてADTEC製のカードリーダーでUSB2.0に繋ぐと、マウントされない。一方、大昔手に入れたUSB1.0のSDカードリーダー(Maxell製UA5ならマウント出来る)ちょっと不思議。原因不明。

ネットワークハードディスク

職場の方で、ネットワーク対応のハードディスクを買ってもらった。職場の暗室にミノルタα7Dを接写台に固定して使っている。撮影したデータを取り出すために、各自のコンパクトフラッシュ(128MB)を抜き差しして使っていたが、どうも効率が悪い。デジカメをUSB外付けドライブとしてLANに乗せることを考えた。USBデバイスサーバーなるものを間に噛ませれば可能そうだが、値段を見ると、LAN対応のハードディスクでもよさそうだ。

結局、ロジテック LHD-LAN250GV(BOX型NAS)を選んだ。価格と容量が手ごろ、ギガビット対応、デジカメを簡単につなげられる。セットアップはウエブブラウザ経由でマックでもエクスプローラが使えれば問題ない。暗室の中にLANケーブルを引き込んで、HDDを設置した。HDDにはUSB端子が三つある。前面にあるUSB端子がリムーバブルメディア対応で、カメラのUSB端子から繋ぐと、HDDがカメラを認識してくれるので、前面にあるコピーボタンを押すと、デジカメのデータがpublicフォルダ内のUSBcopyフォルダにコピーされるという寸法。ネットワーク経由でハードディスクにアクセスし、画像データを取り込む。MacOSXの場合は、Finderの「移動」メニューから「サーバーに接続」を選び、ログインしてpublicフォルダをマウントする。それからiPhotoを起動してファイルメニューから「ライブラリに読み込み」を選んで、ダイアログからサーバー上のフォルダを指定して読み込んだら良い。

使い勝手が上がったように思うが、いくつか問題点もある。先ずは、128MBという現在のメモリカードの容量(extrafineで20コマ程度!)を上げた方がよさそうだ。さらに、データを管理する上のルールを決める必要がある。たとえば、カメラを使用するごとに必ずデータをすべて消して、自分のデータをデジカメ内に残さないこと。デジカメをUSB接続した状態ではカメラとして使用できないので、結局いちいち抜き差ししなくてはならない。そして、新しいHDDのインジケータランプが暗室作業の障害になるほど明る過ぎること。取り合えず、ブリキ缶を被せて光が漏れないようにしたが、熱がこもらないように気を使わなくてはならない。インジゲータのオン・オフができるとよいと思う。折角のギガビット対応だが、途中のハブが100baseTでボトルネックになっている。

まぁ、慣れればまぁまぁ。250GBも容量があるので、取り合えず、各人にフォルダを作り、データのバックアップなどに使ってもらおうと思っているが、盗難セキュリティの問題がつきまとう。

仕事に使うソフト

前回、プロジェクタが映らなかった話でも触れたが、講習会の資料を作り直している。私はKeynoteを使っているんだけれど、PowerPointでも同じこと。私の場合は化学構造式が資料の中に登場する。いわゆる亀の甲である。たいていの同業者たちは、既成の教科書の図表をスキャナで読み込んで使っている。もちろん、著作権上の問題があるし、融通が利かないことおびただしい。私は出来るだけ図を自作するようにしている。ドロー系ソフトを持っていて、やる気があれば出来る。出来るけれど膨大な苦労だ。一度専用のソフトを使ってしまうと、もうドロー系ソフトでちまちまと作る気は失せる。

ずいぶん昔に、誰かに違法コピーさせてもらったChemDrawというソフトを、申し訳ないと思いつつ使っていた。仕事に使うソフトを不正コピーは拙いというか、何に使うソフトでも不正なコピーは拙い。こいつは古いだけあって、私が使うソフトの中で数少ないクラシック環境で立ち上げるソフトなのだ。OSXバージョンが登場したら手に入れようと思っていた。このところ、資料作りで頻繁に使うようになって、いちいちクラシックを起動するのも憂鬱なので、余り期待せずにググってみると、ChemDrawはHULINKSの取り扱いで今でもマックバージョンを用意しており、しかもver.10はOSXに対応している。IntelMacにはロゼッタで対応している。

グレードは三つあり、残念ながら最上級(Ultra)はウインドウズバージョンのみ。しかし、値段が一ケタ違うくらい高いので、最初からお呼びでない。下の二つのグレードは、機能の対応表を見ても何のことやらよく分からない。私は、取り合えず構造式を作って、ドローデータとしてコピペするのが目的なので、一番下のグレード(Std)で十分だろう。ヒューリンクスの直販店で教育用のパッケージを申し込んだ。それにしても、こういった極めて専門的なソフトの値段って言うのは、なんかすごいな。

最新バージョンのChemDrawだけれど、私が使っていた古いバージョンとさして変わりない。少なくとも、インターフェイスはほぼそのまま。ファイルの互換性にも問題なさそう。しかし、機能的にもさほどの進歩はない。ちょっとガッカリというか、目的は十分達するので、まぁいいかと言うか、旧バージョンの完成度が高かったのだろうと思う。たぶん、新しい様々な機能はSTDバージョンには付いていないということだ。

アップデータなど

前回紹介したFirefoxの1.5.0.5には、Windows Mediaナンタラの不都合があったらしく、あっという間にバージョンが一つ上がって1.5.0.6 が登場している。相変わらず、私のiMacでFirefoxを使うと、まともにダウンロードできないのが悲しい。

それから、OSXの全ユーザ向けにセキュリティフィックスが出ている。

Security Update 2006-004

すべてのユーザの方に、Security Update 2006-004 の適用を推奨します。このアップデートでは、次のコンポーネントでの信頼性とセキュリティの強化が行われます。

このアップデートの詳細については、こちらを参照してください
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=61798-ja.

ということで、直ちに適用しました。

リンクにご注意

このごろまた、リンクの自由とか、そういった話題を良く目にする。気にしなければいいのにと思う。いちいちリファラやら何やらを気にするから面倒なのだ。

しかしながら、事実として多くのサイトには、リンクに関する注意書きがあって、それらはたいてい非現実的なものだ。WWWがどのようなもので、自分が公開したリソースが、どのような形で社会に受け入れられ、役に立つか、というような視点がない。立派なリソースのオマケとして、珍妙な注意書きが添えられているのは興ざめだ。

私が何かウソをついて、誰かに迷惑を掛けるなら、私は大いに責任を感じると思う。だから、誰かが私のサイトの掲示板やコメント欄にインチキ情報や、ええ加減なリンクを書き込んだりしてジャンプした先がフィッシング鷺だったりすると、申し訳なく感じるし、私のサイトの信用にも関わる。しかしだな、どっかの誰かが、私に関係のないところで、私のページにリンクをしたところで、私は受け身なんだしどうしようもない。

好きにされるに決まって居るんだから、「原則としてナンタラ」、「自体をお断り云々」いったって、しょうがない。出来もしないことに労力を費やしたり、誰かのコピペを無責任に貼り付けたりするのはどうも頭が悪いことの証明みたいで私はとてもきまり悪いです。

ちょっと、ちょっとあんた。挨拶くらいして行きなさいって。というような話である場合が多いらしい。

トップページにリンクせよ。

個別のページにリンクするのはマナー違反だと主張する人に伺いたい。

さて、私が見つけた或るページを話題にするのに、そのサイトの管理人が、トップページのリンクを主張していたとしたらどうするか。リファラを調べて、マナー違反リンクとして槍玉に挙げて、何らかの働きかけをしてくるかも知れない。

マナーに則ったリンクの仕方って言うのは具体的にどうやるの?

トップページにリンクするのは別に構わないんだけれど、そのトップページから私が話題にしたページにたどり着くための道筋は、私が解説してあげる必要があるのでしょうか。例えば、

にリンクさせたいと思ったら、どうしたらよいか。

リンクの自由について考える(おやこニュースから、右脇メニューの中、「道具としてのパソコン」をクリックして、コンテンツ案内をクリックして、項目別過去ログ集の中からWeb作成memoをクリックして、少し下の方にスクロールさせると2004年のリストがあるから、その中からリンクの自由について考える(2004-04-25)と云うアンカーをクリックする)を読んでみて下さい。

こんなことをするくらいなら、全文引用した方がまし。かもしれないな。

こんなやり方とか。

トップページへのリンクを期待している人は、何かあっと驚くような解決法を用意しているのかも知れない。

私にはどうしたらよいのか分からない。

フレーム内リンク考

フレーム内リンクは下品なやり方で、著作権保護の立場からも問題になることが多いらしい。茨城県警もダメといっている。

内容の独自性が不明確になるため、フレーム内に茨城県警察ホームページを表示させるリンク設定は行わないでください。

茨城県警に限らず、高木さんもフレーム内リンクに対する警告は妥当だといっている。しかし、私はオーケィ。やりたいならやっていいですよ。部分的つまみ食いみたいに引用されていい加減なコメントつけられるよりも、フレーム内リンクの方がよほど気が利いている。現に、私はGoogleのキャッシュや、キッズグーも我慢しているくらいだからね。キッズグーなんて、品行方正で鳴らすおやこニュースのリンクのいくつかを勝手に切ってしまう、ひどいことをやるんだけれど、まぁしかたがないので我慢しているというか。

ところで、茨城県警のリンクに関する警告ページをフレームの中に突っ込んでいる大胆なページがあった。

あらま、茨城県警に通報しようかな。おまけに、リンクをキッズグー経由で張ると、多分リファラに残らない。つまり、ime.nu経由と同じ効果がある。これはなんかすごい裏技だね。

いっぽうで、

http://www.akiyan.com/hrgn/http://www.oyakonews.com/oyanews/homep/HP2006/HP060712.html

こういうページもある。フレーム内リンクではない。しかし、これはなんか問題ある様な気がする。趣旨はとくにありません(中略)ただ作ってみたいなぁと思って作って公開しただけのものですので、それ以上のものでもそれ以下のものでも無いつもりです。

とのことなのだが、これは観た時にぎょっとした。フレームに入れてくれた方がよいかも。


夏休みモード。