自転車の補助輪を外すというのは、逆上がりと同様、子供たちにとって越えねばならないハードルの一つです。

自転車に乗るエリポン

帰り道、トウサンが置いて行かれました

オアシスロードの道案内

オアシスロード

補助輪自体が、かなり危険な代物である、という話は別にして、いよいよエリポンが自転車に乗れるようになりました。

我が家は公園がすぐ近く。姉たちも普段それほど自転車を乗り回すわけではありませんが、カアサンが何処かに出かけるときなど、自転車を利用することが多いので、子供たちもそれについて行くには自転車が必要。姉たちは習い事に通うのに自転車を使っています。しかしながら、周辺は比較的閑静な住宅地とはいえ、自動車は通るし、子供たちが、安心して自転車を乗り回せる環境ではないと思います。それなりの技術を身につける必要があるのです。

長女は、所沢の官舎の敷地内で自転車の練習をしました。次女は負けず嫌いなところがあって、森具公園で一生懸命練習して、乗れるようになりました。エリポンは、どうも向上心が表に出ないタイプ。何度か練習させようとしましたが、「デキナイ、デキナイ」で、何となくうやむやになっていたのです。

カアサンの指導のもと、いつの間にか乗れるようになっていました。さっそく、週末、図書館への道のり、練習を兼ねて自転車で出かけました。

夙川沿いを数百メートルほどです。川沿いは、オアシスロードという遊歩道になっていますが、香櫨園の駅前から43号線をくぐるあたりは、車道を走らなくてはなりません。しかも坂道。

エリポンはどうもブレーキの使い方が分かっていないようです。ブレーキがスピードのコントロール装置である、という感覚が掴めていないのです。下り坂はブレーキを使うように、といっても、どうも信用なりません。手を開かせて、ブレーキレバーにあてがってやる必要があります。すると、ブレーキかけっぱなしで走ろうとしますので、ほとんど前に進みません。ようやく順調に走り始めたと思っても、自転車のないトウサンが後ろから小走りに追いかけますと、エリポンは気になって、後ろを向こうとして、まっすぐ進まなくなります。乗れるかどうか、操作できるかどうかより先に、状況判断の練習をしなくてはならないなぁ、と思いつつ、何とか図書館に到着。

慣れてきた帰り道は、小走りのトウサンが置いて行かれました。数百メートルの間の進歩。やれば出来るっていうことが、彼女自身にも分かってきたのかもしれません。


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