この項のもくじ

  1. 閲覧者の環境を考慮する
  2. 見易いウエブサイトについて考える
  3. コンセプトについて
  4. 見栄やデザインについて
  5. コンテンツ
  6. 更新作業
  7. WWWの一部であること
  8. 「ウエブサイト作製ガイド」について
  9. 更新履歴
  10. ご案内・関連ページ

所詮、素人がものを書くわけです。中には、、、、(コンセプト、前書き:続きを読む

閲覧者の環境を考慮する

ハードウエア

パソコン本体
全ての人が最新のハードウエアを使っている訳ではない。驚くほど古いパソコンでブラウジングしている人も居る。古いパソコン、CPUパワーが低いために、最新のOSやブラウザソフトが使えなかったり、表示に時間が掛かったり、表示色数が限られたりする場合がある。
ゲーム機器などでブラウジングしている人もいる。
モニタ
ウエブページのレイアウトを考えた場合、モニタの表示サイズは大きな制限となりうる。表示画素数が少ないと、幅の広いテーブルや画像の表示に横スクロールが必要となり、見づらい。また、画素数が十分でも、画面自体が小さい場合、フォントが細かく、読みにくくなる。
モニタの表示色数。256色、グレースケールで閲覧している人も居ることでしょう。

通信環境

ナローバンド
ブロードバンド全盛。インターネットに新たに加入する場合に、コスト、利便性、選択肢の多さなどから、あえてISDNなどのナローバンドを選ぶ人は、モバイル環境を重視する人くらいだろうと思う。通信速度は速ければ速いほど良いが、しかしながら閲覧者の半分くらいは、依然としてナローバンドで接続しているらしい。我が家もISDN、ナローバンドである。
個人経営の通販サイトでは、商品説明に巨大な画像が貼り付けられていることが多い。様々な企業サイトでは、もうこれ以上貼れません、というくらい画像てんこ盛りのサイトが多い。本当に多い。
ページは軽ければ軽いほど宜しいと、私は思う。試しに一度、ナローバンドで自分のサイトをご覧になって見られることをお奨めする。自分の伝えたい情報に、大きなファイルサイズの画像などが必要なのかどうか。
多くの場合、作成者の自己満足のみである。
接続コスト
つなぎ放題の閲覧者ばかりではない。通信料金、プロバイダ接続料ともに、従量課金の人も居る。小さめのファイルサイズ、読みやすさ。サイト内で迷わないような適切なナビゲーションが必要。

ソフトウエア・OS

ブラウザソフト(UA)
ウインドウズ版インターネットエクスプローラが大多数であるのは間違いない。問題は、エクスプローラーがウエブ標準となるべき十分な機能を持ち合わせていないことらしい。最新のバージョンで比べても、エクスプローラーは他のUAと異なる解釈で表示することがある。これは、非ウインドウズ、非IEベースでウエブを作る管理人に大きなストレスとなっている。
最新のブラウザを使う人ばかりではない。一世代、二世代前のUAを使う人も居るし、パソコン以外で接続する人も居る。最新のブラウザで提供されている便利なツールを全ての人が使えるとは限らない。JavascriptFlashなど、プラグインなどを全ての人が使う保証もない。テキストブラウザ、音声ブラウザに対する配慮も必要である。おやこニュースでは、取りあえず読めれば、多少のズレは気にしないことにしている。スタイルシートを切って、うまく見られることはある程度意識している。但し、ネットスケープ4.xに関しては、まるで見られたものでない。分かっているが、もうしわけないが、知らぬ振りをしている。
システム(OS)
マックとウインドウズの表示は、ブラウザソフトの種類以上に大きな差がある。フォントサイズ、フォント表示のアンチエイリアス処理、画像の色調など、異なる。何より、マックユーザーはウインドウズ用のUAを使えず、ウインドウズユーザーはマック用のUAを使えない。これは大きい。
プラグイン
プラグインが必要なページは、それらを使えない人、使わない人を切り捨てることにならないように配慮するべきである。ジャヴァスクリプトオフにして閲覧している人は多い。その先に進めない様では、全く見てもらえない。
マックユーザー 
恐らく、閲覧者の2〜5%程度がマックユーザーである。おやこニュースの場合、マッキントッシュの話題の多いページでは、その比率はさらに高い。同じサイトを見た場合、マックでは妙に文字が小さく表示される。逆に、マックユーザーが作っているサイトをウインドウズパソコンで見ると、ふたまわりくらい大きな文字になることが多いと思う。マックユーザーとしては、そこら辺を配慮してもらいたいなぁと思うが、文字が小さければブラウザの設定でサイズを大きくしてみればよい訳なので、この辺は仕方ないのかも。

閲覧者の好み

ウインドウサイズ
マックを使う人の多くは、フルスクリーン表示をせず、比較的狭い(縦長の)ウインドウで表示している場合が多い。一方、ウインドウズで閲覧するほとんどの人が、フルスクリーン表示で閲覧しているらしい。
小さな画面で必要な情報が伝わるように配慮しなくてはならないし、フルスクリーン表示で間抜けなレイアウトにならないように、気を遣う必要がある。
フォントサイズ
小さなフォントサイズがお洒落と思ってはいけない。読みづらいことは悪である。読めないと意味がない。テーブルを使ってレイアウトをすると、閲覧者がフォントサイズを調節したときに大きくレイアウトが乱れることがある。
初期設定
閲覧者がどのような設定でウエブサイトを閲覧しているのか、分からない。多分、作成者と違う設定になっていると思わなくてはならない。

見易いウエブサイトについて考える

おやこニュースをご覧になって、どのように感じられたでしょうか?味も素っ気もない?動かない、詰まらない?おやこニュースは見やすいサイトを目指しています。凝っているヒマがないというのはただのくちぐせです。ウエブサイトを見易くするために、どうしたらいいのか、私の思いつくままに並べています。

余計な飾り

音楽
その音楽を聴きに来てもらうサイトならともかく、一種の装飾のつもりなら、ほとんどの閲覧者に取って、多分無意味、というよりむしろ迷惑。私が閲覧者なら、音楽が聞こえてきた瞬間に、ブラウザを閉じます。音楽は絶対にならさない方がよいです。
背景画像
読むのに邪魔にならない様に配慮するべき。テキストの余白に画像を入れたつもりでも、閲覧者が小さなウインドウで見ていると、画像がテキストに被って極めて見づらい。背景画像の固定もよく考えた方がいい。ウインドウからはみ出すような巨大な画像を固定すると、ブラウザの表示がおかしくなったかと思う。
アイコン
意味のある適切なサイズのアイコンを上手に使用することに努める。複数のアイコンを使用するなら、一貫性が必要。閲覧者のセンスは千差万別。アニメGIF、動いて迎えてくれるのはいいけれども、永久に動き続ける様を見るのは忍びない。何のために動かすのかよく考えた方がいい。
アクセスカウンタ
見たい人が居るかも知れない。初めて訪問するサイトで、サイトがどれほど賑わっているのか、雰囲気を掴むのに探すかも。無ければ無いで済むし、常連客には、多分、何の意味も無いものだと思う。
テキスト
余分を省き、曖昧な表現を極力排除し、自分の意志が誤解無く伝わるように努める。きちんとタイトルを付け、段落に分けて、筋道を立てる。
顔文字・(笑)など
使わないことにしている。はやり言葉の類を使う場合もありますが、それなりの効果を狙っている時です。由来のよく分からないはやり言葉は使わない方がいいです。

閲覧者の自由を尊重すること

上記、閲覧者の好みが色濃く反映されるものは、自分の主張とのせめぎ合いとなる。

画像、音楽、ムービー
これらを配置するのであれば、必然性があるかどうか、ファイルサイズが十分に小さいかどうか、一般的な閲覧者に不快感を与えないかどうか、を十分に考慮するべき。特に音楽、音声データは、嫌でも耳に入る。慎重に、というより、驚かせるつもりがないのなら自動的にならすのは止めた方がよい。というか、止めて欲しい。
ウインドウサイズ
自分が見慣れたウインドウサイズが適切と思うのは、作成者の勝手な思いこみである。大きすぎると間抜けに見える、小さすぎるとレイアウトが崩れる、という錯覚。閲覧者を信じたらいい。見づらいと思ったら、閲覧者が自分でウインドウサイズを調節するだろう。閲覧者は自分の好むウインドウサイズを選ぶ権利がある。あらゆるウインドウサイズで、レイアウトが維持され、伝えたい情報が間違えなく伝わるように配慮する。というか、普通に作られたウエブページは、多少のウインドウサイズ変更で、レイアウトが崩れたりしない。また、テーブルの幅は「%」で指定するべき。絶対値で指定すると、小さなウインドウでは横にスクロールがでる。横スクロールが出るページは読むのに大変な苦労が必要となる。大きなウインドウで、巨大な余白が出るのは、管理人には気になるかも知れないが、閲覧者は別段気にしないと思う。しかし、幅広くして見たいという、閲覧者の希望が実現しないのはどうかと思うが。
フォントサイズ
視力の弱い人は、フォントを大きくしてみることでしょう。小さいフォントが格好良いと思わない方がいいです。タイトルはともかく、テキストはフォントサイズを小さくするべきではありません。フォントサイズは100%, もしくは、1emを基準とした相対指定とし、絶対指定をしてはいけません。
新しく開くウインドウ
閲覧者の意図しないウインドウオープンは、非常に不快なもの。何の意味もなく、クリックするたびにウインドウが開くと、私はウンザリする。アンカーに新しいウインドウが開くことを明示するか、閲覧者に開くかどうかを選ばせる。ウインドウの機能として、リンクを新しいウインドウで開くことが出来るのだから、わざわざそのようなページ構成にするのは、お節介というもの。新ウインドウに表示される内容には、適切なナビゲーションが付いていない場合が多い。単に、「ウインドウを閉じる」だけの場合。検索ページのリンクからそのページを直接開く人は全くの迷子になる。
勝手に動く画像
動き続ける画像やアイコンは、なんだか落ち着きません。シャレのつもりなら止めた方が良いと思う。
適切なナビゲーション
適切なナビゲーションを提供することは、サイトの信用にかかわります。トップページからやってくる閲覧者は稀です。その点を考慮すると、フレームにナビゲーションを任せるのは大変問題があります。

以上の部分を閲覧者の自由に任せ、なおかつ、自分の伝えたい情報が適切に伝わること、閲覧者が求める情報を容易に見つけうること。が必要です。

閲覧者の環境に対する配慮について

ウインドウサイズ
豪華なワイドスクリーンのパソコンを使っている人ばかりではないことに注意するべきです。また、ブラウザウインドウをフルスクリーンで開く人ばかりでもありません。私のパワーブックは、1280x854という画面サイズですが、ブラウザを開く時は大抵600 ̄700くらいの幅にしています。狭いウインドウで、コンテンツが重なったり、横スクロールが出ると、かなり見づらくなるので注意。特に、背景画像の設定を行っている場合、狭いウインドウでテキストに重なり読みにくくならないか配慮すべきです。
注意書き
だいたいの注意書きの類は、閲覧者の環境に対する配慮が足りないことの裏返しです。マックを使っている人の多くは、フォントサイズ(中)といわれてもナンのことか分かりません。閲覧者に何かを要求するような注意書きは、失礼な感じがします。
書くべきことは、「どうぞご自由に」、それから、サイトマップ、サイトの紹介ページの在処などです。
いろいろなブラウザ
全ての人がウインドウズ版エクスプローラで閲覧しているわけではない。画像を表示しないものや、視覚障害者のための読み上げ式のブラウザなどがある。それらに配慮するために、HTMLを整理して、簡素に書くことが必要とのこと。古いバージョンのブラウザでは、スタイルシートの解釈が誤っているために、HTMLを正しく書いても表示が乱れる。おやこニュースは、残念ながら、ネットスケープコミュニケーター4.xで表示の乱れが生ずることは分かっているが、対応出来ていない。

サイトの構成について

トップページ
トップページの訪問者はあまり居ません。ほとんど全てのページに、ホームへのリンクを設置していますが、それでもせいぜい5%程度の人がよっていってくれる程度です。しかし、わざわざここを訪れて、ブックマークしてくれる人は、管理人やサイトのコンセプトに親近感や愛着を持ってくれる特上のお客さんです。トップページはそのために目一杯飾るべきです。リンクは明確に分かるように。結局どこをどうしたらいいのか分からない様なトップページでは意味がありません。
テーブルによるレイアウト
止めた方が良いと、いろいろなところに書いてあります。テーブル要素を使ってコンテンツを並べるというのは、いわば裏技。窮余の策のはずですが、ほとんど無意識にテーブル配置しているようなサイトも数多いです。テーブルがレイアウト上メリットがあるのは、単純に横並びに配置したいときだけで、縦に並べるなら、テーブルなど何の意味もありません。本当にテーブルで括ることが必要かどうか、よくよく考えた方が良いでしょう。
フレームページ
これも止めた方が良いです。フレームを外すと、レイアウト上かなりすっきりすることでしょう。フレームは大抵ナビゲーションとコンテンツという構成になると思いますが、どうなんでしょう?フレームを使ったナビゲーションは画一的で、閲覧者の自由を奪うと思う。加えて、フレームによるナビゲーションはただの場所ふさぎです。それぞれのページごとに適切なリンクを設定する方が、有意義と思いませんか?と、この直下の項目に書きました。
加えて、検索ページからジャンプしてくる圧倒的多数の閲覧者は、フレーム内のコンテンツを直接訪れます。ナビゲーションをフレームに任せてしまうと、検索経由の閲覧者に全くナビゲーションを提供しないことになります。
迷子・ナビゲーション
サイトの中で迷子にならないように適切なナビゲーションが必要というのだけれど。トップページからナビゲーションを受けてくれる人は大変少ない。また、多くの訪問者は、検索ページからある特定のページにジャンプしてくる。そういったゆきずりの訪問者にとって、最も重要な情報は、今いるページの関連情報の在処である。もし、サイト内で興味のあるいくつかのページを見て、気に入れば、初めて訪問者はそのサイトのトップページや、サイトマップ、作成者のプロフィールなどに興味を持つだろう。従って、各々のページとトップページの相対的な位置関係(いわゆるパンくずナビゲーション)を示すことは閲覧者にとってはあまり意味はなく、むしろ、閲覧者が訪れる動機(検索語)を想定して、そのページの中に有効なサイト内外へのリンクを提供することが、迷子対策として有効である。訪問者をトップページに誘導しようとするのは、単なる管理人のエゴである。それでもナビゲーションを付けるなら、徹底的にやること。
サイトマップ
コンテンツに興味をもってもらった訪問者に対して、適切なサイト内情報を提供する。かなり重要なページのはず。
自己紹介
管理人の自己紹介、サイトの趣旨の説明は、訪問者が情報の価値を判断するための重要な要素となる。必要な情報を念入りに。特に、「このサイトについて」に該当するページは必須であると思う。私は必ず見ます、あるいは、探します。

コンセプトについて

言葉の問題

ホームページという名前
ホームページ(home page)とウエブサイトという言葉を、ごっちゃにしているフシがあります。ホームページとは、本来、ウエブブラウザソフトを立ち上げた時、あるいは、新規ブラウザウインドウを開いた時にアクセスするように設定してあるページのことで、当然ユーザーがソフトの環境設定で選ぶべきものです。あるいは、あるサイトの入り口や案内のページ(トップページ)をホームページと呼ぶ場合もあります。「我が家のホームページ」という場合、それがウエブサイトを意味するなら、そのトップページをそう呼ぶのは間違いではありませんが、インターネットに加入したし、自己表現の場としてホームページでも作ろうか、というのは明らかな間違いです。今や、間違いが一般的になっているような気はしますが。ウサギ小屋の様なアパートを、ワンルームマンションなどと呼ぶようなものです。(Mansionは本来、大邸宅を意味するそうです)
インターネットする
インターネットは、するものではありません。
リンクはフリー
用語の使用法の問題として、フリー(Free)は、関わりがないとか、含んでいないという意味になります。(100%Fat Free 全く脂肪分を含んでいない食品)。「このページはリンクフリーです」の意味は、間違いなく、自由にリンクをして良いですという意味のようです。リンクは原則的に自由です。そのように書くのも自由ですが。

オリジナリティ

借り物
せっかくの自己主張の場ですから。あっちこっちからいろいろ借りてきて、借りること自体が悪いとは思いませんが、結果的にどこかで見たサイトに似通ってしまうケースはままあります。オリジナリティを主張しましょう。要は中身。借り物を並べるせいで、何となく画一的に見えるのは、損ってものです。
パクリと引用
パクリ、つまり盗用であるが、その意図が無くても、過剰な引用がパクリとなる場合があるので注意。引用の範囲に収めるには、引用である旨を明示すること。つまり、適切なマークアップが必要。加えて、興味を持った人に、より詳しい情報が引用元にあることを紹介すること。引用される側が引用を許可していること、が原則。引用の許可など、本来必要とは思わないが、リンク許可と同じ次元の問題として、ダメ、と明記しているサイトをわざわざ引用したり、リンクしたりするのもあほくさい気がする。
広告
儲かるんですか?ほぼ、全てのコンテンツを自前で揃えているおやこニュースは「広告フリーサイト」です。一日数千人の訪問者が来るようになったら、考え直すかもしれませんが。取りあえず、はした金のために、貴重なブラウザウインドウの何パーセントかを塞がれてしまうことは本意ではありません。

公のものであること

分かる人には分かる
内容はともかく、ネット上にアップする以上は、管理人の紹介やサイトの案内は注意深く書いた方が良いと思います。つまり、情報の確からしさ、重要性を判断させる根拠は出来るだけ正確に、誠実に示さなければならないということです。私は、サイトの情報、管理人の自己紹介のない個人サイトをあてにしません。実は、サイトの中でもっとも興味深いページであることが多いのです。
誰に見せるのか
誰が見るか分からないです。お友達だけ相手にするわけには行きません。検索という便利なものを通して、世界中から閲覧者が来る可能性があります。それが嫌なら、ウエブサイトなど、持たない方が良いのです。
リンクはフリーではありません
これも、勝手なリンクはお断りします、の意味に取って間違いありません。リンクはトップページへお願いします、と同じくらい、虚しい言葉です。私のサイトは個人サイトなので、見ないで下さい、と書いているのに匹敵するほどです。現に、おやこニュースの訪問者の95%は、検索ページからのリンクです。リンクはトップページもクソもありません。
ダウンロード禁止
ご存じでしょうか。ウエブサイトのほとんどのコンテンツは、ご覧のパソコンのハードディスク上にダウンロードすることが出来ます。気に入った写真や、テキストなど、何でも落とせます。しかも普通は無料です。ですから、これも書くだけ虚しいから、書かない方がマシです。画像を背景に忍ばせてもムダです。例えば、ネットスケープ7では、コンテクストメニューに「背景画像を表示する」、というコマンドがあります。落とされて困るようなものは、サイトにアップしないことが唯一の対処法です。

見栄えについて

見やすさ

全般的な色遣い 
私は色彩感覚に自信がない。まるでダメと言っていい。大胆な色遣いをしているサイトを見ると、羨ましく思う。私の場合、取りあえず読みやすい色を選ぶ。あまりごちゃごちゃとさせないようにしている。背景は薄い色、テキストは濃いめ。その程度である。
画像の使用
画像で何を伝えるのか、重要な点です。画像そのものを情報として伝えたいのか、あるいは情報を補足する手段として画像を使うか、この二通りです。画像データは容量が大きくなりますので、伝える情報量(画像の大きさと細かさ)と、ファイルサイズに基づくサーバーやデータの転送、閲覧者のパソコンに対する負荷の兼ね合いになります。
それ以外に、単にフォントをなめらかにするために、テキストの代わりに文字の画像を用いたり、レイアウトの互換性を保つために、本来テキストであるべき部分を画像で表示したりするケースがあります。おやこニュースでも以前そうしていましたが、見出しに画像を使ったり、ナビゲーションのボタンに画像を使ったりするケースです。こういった画像の使い方の問題点をまとめます。
  • 画像データの大きさ故に表示に時間が掛かること、
  • 適切な記述がない場合、画像が表示できない環境では意味が通じないこと
  • 画像が二次元的な大きさを持つために、適切に配置するため配慮が必要なこと
  • タイトルに画像を用いた場合、検索エンジンの情報収集をスポイルすることになります。
  • 閲覧者が読みにくいと感じたとき、フォントサイズを調節できないこと
おやこニュースには沢山の画像があります。画像を見せるために存在するページもありますし、画像を補助的に、説明代わりに使っているページもあります。サイズは10kb程度、大きいものでも20kbに収まるようにしています。これは、モデムでつないでいる環境で、ダウンロードに数秒程度となるはずです。画像が表示できないケースのためにalt属性で適切な説明文を加えることも大切です。
背景画像・背景色
一見分かりにくいかもしれませんが、おやこニュースのほとんどのページは、細かい縦縞の背景画像を入れています。マッキントッシュOSXの横縞を意識したものです。また、ページの一番上のブロック要素に、大きめの背景画像を使っているページが多いです。背景画像は、コンテンツの閲覧に邪魔になる場合があります。目が疲れない程度、テキストや画像を見るのに邪魔にならないように配慮するべきです。テキストを右に寄せて、左側の空いた空間に背景画像を入れる様な場合、閲覧者が狭いウインドウで見た時にテキストと背景画像が重ならないように、あるいは重なっても読めるように配慮するべきです。背景画像の固定も善し悪しですので、閲覧の邪魔にならないように慎重に。特に、巨大な画像を使う場合、ファイルサイズに注意することは当然ですが、ウインドウサイズを超える大きな画像が固定されていると、私はブラウザがフリーズしたかと錯覚してしまいます。背景画像が何かの理由で表示されない時、テキストを読めるように、背景色に気を遣うのは当然のことです。
タイトル画像
H1、H2等の見出し要素に画像を入れるのは宜しくないです。見出しは検索エンジンがページを選ぶのに重要な要素だからです。適切なテキストを入れると、検索に掛かりやすくなります。画像を使用することは、みすみすそのチャンスを逃していることになります。閲覧者に適切な情報を提供するという意味で、宜しくないと思うのです。また、スタイルシートを上手に使えば、テキストで画像に引けを取らないタイトルを表示できると思います。開いたウインドウのあちらこちらに画像マークが並んで、ダウンロードを待たされるのは、何か凹みます。
アニメーションなど
ページを開くと、あっちこっちでいろいろ動いていると、私は落ち着きません。ページを開いている間、永久に動き続けるアニメーション達になんだか同情の念が沸いてくる。テキストを電光掲示板風に横に流すのは、マーキーというタグを使うそうです。多分、重要で目立たせたいから、そうするのでしょうが、読みにくいし、全ての情報を見るのに時間が掛かるし、ひとつ見逃すと、一回りするまで待たなくてはならないし、、、先日見たサイトでは左から右に流していたが、絶望的なほど読みにくかった。

オリジナリティ

素材屋さん
私が思うのは、せっかく自分のウエブページを持つなら、オリジナリティを最大限発揮させたいと云うことです。素材屋さんには罪はありません。素材屋さんから良いものを借りて使わせてもらうことも悪いことではないと思いますが、今一度、冷静に自分のサイトを眺めてみて、そこに並ぶ素材の数々が、ウエブ構築に必要なものなのか、そういうことです。わざわざ自分のサイトを、どこかとそっくりにする必要はないと思うのです。

コンテンツ

インタラクティブ

掲示板
あくまで遊びと割り切るか、徹底的に管理するか。他の人の掲示板に書き込むのはとても気楽で、ある意味楽しい作業です。しかし、管理人の立場で、誰かの投稿にレスをつけるのは、本当に大変。毎日、沢山の投稿にレスをつけている管理人さんは本当にご苦労様。私なら苦痛かもしれません。
チャットとか
滅多にお客さんは来ませんよ。楽しいけれど、時間が勿体ない気がします。
メールアドレス
管理人たるもの、メールアドレスは晒しましょう。それでも、滅多にメールは来ません。

更新作業

管理人業

動機・モチベーション
面白そうだから始めたのです。楽しいからやっています。
下心
始める前は、広告で儲かるのかしらん?とか、思っていました。いまは、日記の代わりになる。家族の貴重な記録を作っている、とか、その辺が下心。
忙しい
当たり前です。ヒマをもてあまして管理人をやるなら、プロになります。多忙な色々の合間を縫って、睡眠時間を削りつつやるのです。
体に悪い
故に、体に悪いです。
得るもの
ウエブサイトの構成が分かったので、仕事にもいくらか役に立ちました。興味を持ったお陰で、いくらかの知識を持つことが出来ました。役に立つサイトを見つけました。多くのウエブ管理人が自分と似たようなものだろうという、想像がつくようになりました。
ハンドルネーム
本名でも良かったかもしれない。サイト内で本名は晒していますが。親しみやすく、特徴的で、読みやすいもの。

ソフトウエア

ウエブオーサリング
DreamWeaverMX2004 for Macintoshを使っています。メインウインドウは、デザインビューとコードビューを併用。挿入ウインドウはテキスト、プロパティウインドウはリンクの設定とフォーマットに使い、あとはCSSスタイルのウインドウ、テンプレート、ライブラリ、たまに、検索とバリデータ、リンクチェック、サイトレポートなどを使います。マァマァというか、勿体ない使い方かもしれません。
画像処理
取りあえず、FireworksMXを使います。やることと云ったら、サイズ調整、自動レベル調整、JPEGかGIFで書き出す程度。月に一度、表紙写真を作る時に、文字を入れたり。
画像ブラウザ
主に、ACDSee1.6.2とiPhoto4を使っています。
FTPソフト
普段はDreamweaverを使いますが、たまにFetchも使います。
そのほか
miとか、フォトショップエレメントとか
ブラウザ
一応、どれも使ってみる。現在のデフォルトはMozilla1.6、他に、サファリ、Netscape7。管理人なので、使えるものは何でも使ってみます。
お奨めできないブラウザ
ネットスケープ4.xでは、おやこニュースはぐちゃぐちゃに見えるはずです。ウインドウズ版のエクスプローラーもお奨めはしません。
使わないソフト
フラッシュとか、フリーハンドとか、持っていますがウエブには使いません。
以前使っていたソフト
始めた頃は、PageMillを使っていました。HTMLの書き方とか、全然気にしないのなら、まぁ良いんではないかと。無責任な発言。
以前使っていた・・・
以前は、ファイアワークスでロールオーバーするボタンや、メニューを作ってたけれど、もうやりませんねぇ。ドリームウィーバーで、クリックすると小さなウインドウが開くようなスクリプトを付けていましたが、これも今はやりません。

勉強や情報収集

間違いを修正する
特に、オーサリングソフトをデザインビューで使っていると、意図しないマークアップになることがある。他にも、使い方を勘違いしていたり、コピペのときに脱落したり、重複したり。IMの変換間違いや、単純に自分の無知で間違えたり。気がついたらすぐに直してゆくことが必要。
新しい知識を取り入れる
そういうヒマはあまり無い。けれども、色々なサイトを見に行って、良いところを取り入れていく努力はしたい。最近怠っていると思うが、なかなか簡単じゃないので。
ウエブサイト
色々なウンチクサイトはあまり見ません。信頼できるところだけ。
雑誌など
毎月ではないけれど、時々買うのは、MacFan (ウエブ関係の話題はあまり無い)、WebDesigning(フラッシュとか、スクリプト関係の話題が多いかも)
文法チェック
DreamWeaverのバリデータもそこそこ使えます。オペラには、HTMLをチェックする、というコマンドで、W3Cのバリデーションサービスに接続してくれます。あとは、Another HTML-lintも、たまに使わせてもらいます。参考になります。
勉強不足
更新作業さえ、ままならぬ状況で、新しい知識を仕入れるのは難しい。取りあえず、味も素っ気もないことを売り物にするが、デザインに凝ることが悪いとは思わない。私にその余裕と、センスと、知識があれば、是非に凝ってみたいと思う。

WWWの一部であること

検索エンジン対策

ウエブにアップする以上、誰かの役に立たなくてはなりません。役に立つためには、正確で、独自の情報を公開する必要があり、そこに有用な情報があることを、周知させなくてはなりません。そのための便利な道具が検索エンジンです。

管理人は、検索エンジンが有効に機能するように配慮する必要があります。多くの閲覧者は、検索エンジン経由でやってくるので、こういった試みは、サイトの訪問者数を増やすことになります。

HTML

取りあえず、管理者はWWWの普遍性を乱さぬように配慮するべきと思っております。出来る範囲で標準に準拠したいということです。また、整然としたHTMLによって、閲覧者は読みやすく、また、検索エンジンにも掛かりやすくなります。

アドレスは不変、恒久的

サイトを作ってゆく過程で、ページのアドレスが変わらないように配慮するべきです。ひとつのページの内容が多くなりすぎたので、二つに分ける様な時、その結果が検索エンジンに反映されるにはかなり時間が掛かるでしょう。また、興味をもってブックマークしたり、自分のサイトからリンクを設定してくれた訪問者に、多大な迷惑を掛けることになります。

思いついたら、少しずつアップしてゆきます。

ウエブサイト作製ガイドのもくじ

  1. はじめに
  2. 割と正しいHTMLを記載する方法
  3. スタイルシート
  4. テーブルをマスターする
    1. 基本を押さえる
    2. データを構造化する
    3. データの並べ方
  5. おまけ

更新履歴


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