あけましておめでとうございます。といいますか、すっかりご無沙汰していました。

新年の抱負といっても、これと云って特にないです。つうか、個人的に思うことは色々とあるわけですが、それらをここに書き留めることに何か意味があるようには思えません。ともかく、昨年後半は大変忙しかった。今年は、仕事を家に持ち帰らないようにしたい。これはりっぱな抱負だ。チャレンジしたいと思います。そのためには、時間をもっと有効に使う必要がありますが、少し早起きするか。

このところのMacBookProの不調について書く。このところというか、ずいぶん前からの不調を引きずっており、その後の不調が治っていなくて、この頃になって調子悪くなった部分もある。この手の話題は愚痴っぽくなるに決まっていて、余り面白くないのは請け合う。仕方がないからさっさと吐き出してしまうことにする。

まず、馬鹿げたアラートの話。依然として「自動的にスリープ状態になるようにスケジュールされています」というとぼけたアラートが突然アクティブになる深刻なトラブルは、直っていない。日に数回出る。おそらく、二時間に一度くらいの割で出ているようだ。キーボード入力中にこのアラートが出ると面倒なことになる場合がある。朝9時に起動する件は解決したようだが、その代わりに突然再起動が掛かるトラブルは続いている。多くの場合、未保存のドキュメントウインドウが開いているために再起動はキャンセルされるが、層でなければ起動時のログインウインドウが開いた状態で私を出迎えてくれる。このアラートは一日にに二度ほどの割で起きているようだ。

アラートダイアログ

これらのトラブルにも関わらず、私が自分のMacBookProを使い続けているのは、これらがアプリケーションなどのパフォーマンスに影響したり、作業の能率を著しく下げたりしないからだ。とりあえず、私にとって必要なソフトウエアは動くし、様々なデバイスも利用可能だ。

ふた月ほど前から、タイムマシンの調子が悪くなった。タイムマシンというのは、タイムカプセルというアップル製のバックアップ用NAS兼ブロードバンドルーターに定期的に自動バックアップを取る仕組みである。一度バックアップに失敗して以来、定期的なバックアップに大変時間が掛かるようになった様に思う。タイムマシンの場合、初回のバックアップ作製には相当な時間が掛かるが、その後は、いわゆる差分バックアップであるから、数十秒くらいでバックアップ作製は終了する筈である。それが数分から数十分掛かる。しかも、タイムマシンが作動し始めると、突然様々なソフトウエアが落ちる。落ちるというか、Busyの状態になる。ものにも因るが,数分間にわたってレスポンスしなくなることも珍しくない。重要な点は、ソフトウエアが応答無しになっても強制終了などせず慌てず気長に待つこと。待ち続ければ,必ずソフトウエアは復帰する。しかし、仕事に使っているわけで、タイムマシンが作動し始める度(1時間毎)に数分間にわたってソフトウエアの応答が復活するのを待っているわけには行かない。そんな悠長なことはしていられない。原因は分からない。タイムカプセルの内蔵HDDの方はディスクユーティリティでチェックする限りは、特にトラブルは無いらしい。試しに一旦タイムカプセル上のバックアップデータを全消去してバックアップの取り直しをおこなった。これは大変時間が掛かる作業であったし、今までのバックアップを全て消去するわけで、ほとんど無意味というか、むしろやるべきではなかった。バックアップデータを全消去する前に、Firewireの外付けHDDにバックアップを取り直し、しかる後にタイムカプセルを初期化し、改めてタイムカプセル用のバックアップドライブに指定したが状況は変わらず。結局、LAN接続によるバックアップを諦めて、外付けFWドライブをタイムマシンのバックアップ先とすると問題なく作動するようなので、タイムカプセル消去のために取り直したバックアップを活用することにした。恐らくはOSかロジックボード上の何かか良くわからないが、MacBookPro側の問題なのだろう。FW外付けドライブという代替手段は用意できたが、折角購入したタイムカプセルがほとんど役に立っていない罠。

調子が悪い最後はバッテリだ。突然MacBookProのバッテリの持ちが悪くなった。おそらくフル充電で1時間もたないと思う。購入したのは2007年の8月だから、まだ1年半足らずだ。バッテリの管理には気を遣っていたつもりだ。まめに放電と充電を繰り返していた。これはちょっと早すぎると思いつつ、新しいバッテリを購入のためアップルストアで調べてみる。MacBookPro15インチモデル用のリチウムポリマーバッテリ。15800円。お値段もさることながら、驚くべきはそのレビュー記事である。

バッテリーアップデート、ご存じですか?(2008/03/21)

購入1年半でバッテリーが劣化してしまったという方、サポートのページ右下の「MacBook および MacBook Pro のバッテリーアップデート 1.2」はご覧になりましたか?

充放電回数が300回未満で充電容量が激減してしまった方、是非ご覧になって下さい。

こういうのってもっと大々的にアナウンスすべきだと思うのですが。。。

知らなかった。114人中91人が参考になったと投票している。

バッテリの状況を調べ、問題があった場合の対処方法は、MacBookおよびMacBookProのバッテリーアップデート1.2としてサポートのページにまとめられている。安全面のリスクはありませんというのだが、安心して良いのだろうか。で対象はすべての MacBook、MacBook Pro、および 2006 年 2 月から 2007 年 4 月の間に購入された予備のバッテリーとあるから、私のMacBookProも「全て」の中に入るに違いない。問題のあるバッテリーとして、以下のリストが出ている。

  1. バッテリーが認識されず、Finder メニューのバッテリーアイコンに「X」が表示される。
  2. コンピュータを電源アダプタにつないでもバッテリーが充電されない
  3. バッテリーの充放電回数 (システムプロファイラ に表示されます) が 300 回未満の完全に充電されたバッテリーを使用したときに、バッテリーが低充電容量/ランタイムを示す
  4. バッテリーパックが変形している

システムプロファイラで、バッテリー情報の項目を調べてみると、充放電回数は88回。また、完全充電時の容量は1799mAhとあった。正常な容量は5000mAh程度ということなので、半分以下になっているようだ。ちょっとここら辺は技術情報が見つけられず、余りはっきりした数字が出せません。

で、ユーザーとしての対策は、正規サービスプロバイダ、もしくは直営店に持ち込むか、サポートに電話するか。そこで交換が必要かどうかの判断をして、無料交換という手順。何とかしないと仕事に差し支える可能性有りということで,年明けからさっそく行動を起こす予定。それにしても、私が鈍感なのか。アップルストアのレビュー記事が無ければ気がつかなかった可能性が高い。どうなっているんだろう。

分類
プレゼンテーション
URL
http://www.oyakonews.com/oyanews/homep/HP2009/HP090103.html