私のiPhoneの使い方について、具体的に書いて見る。(ちょっと修正しました2009-04-14)

電話として

職場では、内線代わりに使っている。電話の「よく使う項目」には、自宅の番号と職場でいつも頼りにする事務員さんの番号が登録されている。事務員さんには内線で繋がるのだが、講習会の会場には内線電話がない。電話代が勿体ないと思うが連絡を取るのにしばしばiPhoneのお世話になっている。

他所からiPhoneに電話が掛かってくることは滅多にない。妻や子どもが携帯電話を持つようになれば、少しは掛かってくるのかも知れないが、今のところわたしのiPhoneはネットワークの中で孤立している。ごく偶に掛かってくる電話は非通知の意味不明コールが多い。そして、私は呼び出し音に気がつかないことが多い。iPhoneのバイブレーションは他の携帯電話に較べると弱いようだ。とにかく、着信に気がつかず履歴に「非通知」が入っている。え、これはいわゆる「ワン切り」ってやつなの?ちょっと分からない。以前に中国人からの電話を取ったことがある。勿論、話は通じなかった。こちらから電話を掛けるようになれば、もっと活用することになると思う。しかし、そうすると電話代が嵩むだろう。

メール

職場のアカウント2つにくわえ、@mac.com、@gmail.com、@i.softbank.jp、以上5つのアカウントが登録されている。職場のアカウントが2つあるのは昨年配置換えになったため。古い方のアカウントが未だに生きているので使っている。というか、幾らいってもアドレスを修正してくれない人のために着信専用で残してある。職場アドレスの方は多少があるものの、油断していると数十通の未読メールが溜まってしまうので、片っ端から削除していく。会議や実習など、デスクから離れた状態でメールをチェックできるのは便利だ。また、オフィス文書やpdfなどの添付書類を閲覧できるのも良い。@mac.comには一日数本のメールが入る。妻とのメールのやり取りもこれを使う。妻からは、家族の一日の出来事がほぼ毎日、メールで送られてくる。私からは、毎日帰宅前にメールを送る。私はバイクで通勤しており、何時事故にあって意識不明に陥るか分からない。だから、バイクにまたがる前にこれが最後かも知れないと思いつつメールを送る。妻のアドレスとタイトル「帰ります」のみで、本文が空っぽのメールである。ケータイメール文化ではタイトル無しが多いらしい。

@i.softbank.jpのアカウントはプッシュで着信を伝えてくれる.一般的なケータイメールというのはそういうものと思う。しかし、私はこのアカウントをほとんど使っていない。すぐに連絡を付けたいなら電話を掛ければよいと思う。何しろ、ケータイ電話を持っているのだから。あるいは、「すぐに電話ください」というメールを送るか。

iPhoneのメールアプリはパソコンを起動する前にメールを見られるのがよい。(おそらく、一般的なケータイでも、メールをケータイアドレスに転送する手続きを踏めば、同様の活用ができるのだろう。)みるのはよいが、返信は結構面倒である。私はケータイメール文化に馴染みがなく、テンキー入力による日本語入力にかなり慣れたつもりだが、操作や変換効率の面で相当な不自由さを感じている。また、メールの返信は慎重かつ念入りに内容を吟味したいと思うことが多い。iPhoneのモニタとテンキー入力はそういう目的に向いていない。

ウエブ閲覧

仕事では主にパソコンのウエブブラウザを利用してPubMedグーグルの検索を使うが、iPhoneはその用途にはほとんど使わない。iPhone版のSafariは、あくまで仕事からはみ出た情報の収集に使う。iPhoneを使うメリットは、デスクから離れて閲覧できることに加えて、職場のLANに依存しないのでリファラに職場のドメインを残さないことである。先日、新聞社の記者が会社のネットワーク経由で掲示板に差別的な書き込みをして問題視されたが、iPhoneを使っていればばれることはなかったはずである。それから、職場のネットワーク管理者にもちょっとした配慮をすることになるのではないか。まぁ、何にせよ,iPhoneでウエブ閲覧をしているときは、気分転換というか仕事をサボっている場合が多いのは間違いない。天気が悪いときは電車通勤だが、車内でiPhoneを使う。讀賣・朝日・日経・毎日・産経・時事通信・NHKを大抵はこの順番でみる。ネタ切れのときは産経が興味深いというか、下世話な話題を提供してくれる。興味深そうな話題があるときは産経新聞(iPhone版)を眺める(が、これはウエブ閲覧ではなく、専用アプリだ)それから、私は「はてな」というウエブサービスのユーザーなので、iPhoneでもはてなのサービスの幾つかを利用する.ダイアリアンテナソーシャルブックマークを主に使う。但し、これらのサービスはiPhoneと余り相性が良くない。特に、ブックマークはかなり厳しい。動作が大変重たいために、少なくとも電車の中でのんびりと眺めるような雰囲気にならない。

iPhone版のSafariの操作性はまぁまぁである。小さな画面に指で触れつつ閲覧するインターフェイスは秀逸と思う。しかしローカルブックマークの使い心地が余り良くないと感じる。つか、ローカルのブックマークよりオンラインのブックマークに慣れているが、それがうまく働かないという一種のジレンマに陥っている。iPhoneのローカルにHTMLファイルを保存し、それをSafariで読み込みにいけるようになればよいと思う。よく使うページはホーム画面にボタンとして保存できるが、他所の人に丸見えでちょっと気恥ずかしい。あぁ、そうか。HTMLでなくてもメール文面にURLを記入してメールソフトで開いたらよいのか。

職場のグループウエア、職場のウエブページなどはホーム画面からすぐにでも呼び出せるようにしていて、時々役に立っている。

分類
iPhone
URL
http://www.oyakonews.com/oyanews/homep/HP2009/HP090413.html